こんにちは!学生修行僧のホールディングです。
今回、カナダのバンクーバーに行くということで成田空港を利用しました。
先日サファイアのステイタスを獲得してからは初のフライトということになります。サファイア達成ほやほやの浮かれマイラーらしく、受けられるだけのメリットを受けようと思って空港に行きました。笑
その結果、最大5種類、10個のメリットがあり、そのうち8個を享受できましたので、今回はそれをご紹介しようと思います。
もくじ
1.JGCカウンター
まずはチェックイン時です。
サファイア会員は、国際線利用時にビジネスクラス・チェックインカウンターまたはJGCカウンターを利用できます。
JGCカウンターがある空港(成田/羽田/関西)ではJGCカウンターを利用することになっています。
今回は成田空港ですのでJGCカウンターでのチェックインをしました。
JGCカウンターはこんな感じ。僕が行ったときは1人が手続き中で、並んでいる人はいませんでした。僕が並ぶとすぐに声がかかり手続きをしてくれました。
ちなみに、同じ時間帯のエコノミークラスのカウンターはこんな感じでした。
そこそこ並んでおり、10分前後はかかりそうかなといった具合。繁忙期だともっと違いが出てきそうですね。
バゲージ
2.プライオリティバッゲージサービス
預けた荷物を到着地で早く受け取ることができます。
秘密はこのプライオリティタグ。これがある荷物から受取所に出てくるというわけです。
タグの色は搭乗クラスにより異なり、上から順に出てくるようになっています。
ファースト・・・赤
ビジネス・・・青
プレエコ・・・緑
サファイアはビジネスと同じ青タグになっており、2番手の優先順で受け取ることができます。ファーストやエメラルドの方は絶対数が少ないので、かなり早く受け取ることができますよ。
ただサファイア会員の数は比較的多いです。青タグの中での順番は運に任せるしかないので早く出てきたらラッキーくらいに思いましょう。笑
3.【番外編】手荷物無料許容量の拡大。エコノミーは2+1個
今回は対象にならなかったので番外編として紹介しますが、手荷物を通常より1個多く無料で預けることができます。今回のエコノミークラスでは通常2個まで無料となっているため、サファイア会員であれば3個まで無料で預けられます。
このサービスは荷物が多くなりがちな帰国便でさらに効果を発揮するサービスでしょうね。
4.ファストセキュリティーレーン
チェックインが済んだら次は保安検査です。サファイア会員はここでも特典を受けられます。
「ファストセキュリティーレーン」という専用の保安検査場を利用することができるのです。このレーンは第2ターミナル中央、ファーストクラスカウンターやJGCカウンターの奥の辺りにあります。
このような入り口です。
ファーストクラス利用者、JGC、ダイヤモンド、サファイア会員のみが利用できるとの表示。かなり利用者が限定されている印象です。ビジネスクラス利用すら対象でないですからね。僕が行った時も当然のように空いていて、誰も並んでいませんでした。
一瞬で保安検査をパスできて最高でした。
さすがに出国審査は優先とかはないです。普通の列に並ぶことになります。とはいえ日本人であれば無人での審査になるので早いですけどね。
ラウンジ
サファイア会員はワンワールドのラウンジが原則すべて使えます。プレエコ利用だとJAL指定のラウンジしか使えなかったので、この日を本当に楽しみにしていました。
成田空港にあるワンワールドのビジネスラウンジは、
サクララウンジ本館(JAL)
サクララウンジ・サテライト(JAL)
アドミラルズ・ラウンジ(アメリカン航空)
カンタスビジネスラウンジ(カンタス航空)
ファースト&ビジネスラウンジ(キャセイパシフィック)
という4航空5ラウンジとなっています。
初めてなので当然全部行ってきましたよ。1つずつレビューしていきます。
簡単なまとめはこちらから。
5.サクララウンジ本館(JAL)
まずはサクララウンジ本館。
出国審査を出て目と鼻の先にあります。
出国審査を終えるとここに出るのですが、すでに右前方にその姿を捉えることができます。
徒歩10秒余りでこのエントランスに到着しますよ。
一番近い&一番広いラウンジです。
営業時間は7:30~22:00。営業時間も成田のラウンジで一番長く、最終の23時ドバイ行き以外であればカバーできる時間帯になっています。
食事、ドリンク、シャワー、マッサージ機や仮眠室など、すべての設備が充実しています。特に名物となっているカレーは絶品なのでオススメです。
ですが、やはり気になるのは混雑。メシ時のダイニングエリアは非常に混雑します。席をとるのが難しく、食事を撮るのにも並ばなくてはならなくなります。カレーだけ食べてさっさと出ていくのが得策かと思います。笑
シャワーも激込みなことが多いです。待ち時間が短ければ待ってもいいですが、10人以上待ちとかもざらなので、そうなったらカンタスやアメリカンのラウンジを視野に入れましょう。
6.サクララウンジ・サテライト(JAL)
次はサテライトのサクララウンジ。第2ターミナルサテライトにありますので、出国審査のところからだと歩いて10分程度かかります。サテライトに突き当たって右側すぐのところです。
サテライトに入ってすぐ右にサクララウンジ、すぐ左にカンタスビジネスラウンジという配置になっています。
サテライト側からの出発便のときに便利なラウンジです。
ここは完全にサクララウンジの別館という位置づけです。提供されるサービスはサクララウンジと同等かそれ以下。「狭いけどそんなに混んでないサクララウンジ」と思っていただければ結構かと思います。
ダイニングの様子。食事、飲み物ともにサクララウンジ本館と同じものが提供されています。
ラウンジは広く窓に面しており開放的です。本館側のJAL機を遠目から眺めるのも乙なことだと思います。
注意が必要なのが営業時間とシャワーに関して。
現在、改修のため昼の営業を停止しています。
現在の営業時間は、7:30~11:00、15:00~19:30です。
また、サクララウンジ・サテライトにはシャワーがありません(ファーストラウンジにはあるとのこと)。シャワーを浴びたい場合はサクララウンジ本館または他のラウンジに行く必要があります。
7.カンタスビジネスラウンジ(カンタス)
続いてはカンタスクラブラウンジ。その名の通りカンタス航空が運営するラウンジです。このラウンジもサテライトに位置しています。なので、出国審査からは徒歩で約10分かかりますのでご注意ください。
営業時間は8:30~21:30となっています。
JALサテライトのちょうど反対側で、突き当たりを左に行ったエスカレータを下った先にあります。
入口。ラウンジにしては貧相な佇まいですが、中はそんなことないですよ。
なお、受付では搭乗券の提示のみで大丈夫でした。JALのHPとかを見るとステイタスカードも一緒に提示することになっているのですが、今回はどのラウンジも搭乗券だけで入れました。
中はきれいです。この照明、独特ですよね。本家であるシドニーのカンタスラウンジにも同じものがあったように思います。
窓側にはいくつかPCが配置されていて、調べもの等ができるようになっています。
日曜日の昼間に行ったのですが、中には4,5人くらいしかいませんでした。いずれも外国人の方でした。サクララウンジが混雑しているときは、ここに逃げるのが得策かもしれません。
このラウンジも広く窓に面しています。サテライト側なのでマイナーな航空機も多く、この日はS7の機体を見ることができました。
酒類が充実しているのが大きな特徴です。ラウンジによくあるお酒はもちろん、カルーアなど他ではなかなかないようなものもありました。
ワインも各種複数あります。
対して、食事は充実しているとは言い難いです。あくまで軽食といった感じです。酒のつまみに少し食べることができる、くらいの認識でちょうど良いでしょう。
カンタスビジネスラウンジにはシャワーがあります。受付に申し出てカードキーをもらうことで利用することができます。サクララウンジよりもスムーズに利用できる可能性が高いのでオススメです。
8.アドミラルズクラブ(アメリカン航空)
本館に戻って残り2つを攻めたいと思います。
まずはアメリカン航空の「アドミラルズクラブ」。
出国審査から左に少し進んだところにあるエスカレータを下ります。分かりずらいところにあるので、フロアマップをよく見ていきましょう。
エスカレーターを降りた先は右がチャイナエアライン、正面がアメリカン航空のラウンジになっています。
正面の受付に進みましょう。ここでも搭乗券のみの提示でOKでした。
こちらの営業時間は7:30~21:00となっています。
中はめっちゃ和風です。このように日本画が飾ってあったり、
ラウンジ内に陶器が置いてあったりと、JALのラウンジよりも日本らしい仕上がりになっています。
スペースや席数も充実しており、サクララウンジ本館に次ぐ広さだと思います。
ダイニングは非常にきれいです。
特筆すべきはデザートの種類ですね。ケーキ・ゼリー類が複数ありました。
お酒ももちろんあるので、締めにスイーツとワインなんて使い方もいいかもですね。
おつまみのポテチが袋のまま置いてあったりとなかなか特徴的です。
アドミラルズクラブにはシャワールームがあります。受付に言うとカードキーがもらえるので、それで開錠して入ります。
ラウンジのシャワーとしては標準的なクオリティでした。
アメリカン航空ラウンジなだけあってアメリカ人らしき人が大半なのですが、アメリカへのフライトが17時台に集中しているため、16時台に非常に混雑する一方17時過ぎにはほぼ人がいなくなりました。
アメリカ便の有無によって混雑状況が大きく変わる非常に特徴的なラウンジです。
9.ファースト&ビジネスラウンジ(キャセイパシフィック)
最後はキャセイパシフィックの「ファースト&ビジネスラウンジ」。
第2ターミナル本館の中央右側のエレベーターで4Fに上った先にあります。
エレベーターを降りると正面にありますので、間違えることもないでしょう。
こちらでも搭乗券のみの提示でOKでした。営業時間は7:30~18:00と短めです。
中は決して広いとは言えませんね。
かといって人が少ないのかというとそうでもないです。中華系を中心に割と人がいて混雑していました。
食事もそんなに充実しているとは言えません。
本拠地の香港や、羽田等にあるヌードルバーが有名なキャセイのラウンジですが、この成田のラウンジにはヌードルバーはありません。
お酒もそんなに充実とは言えない。
ソフトドリンクは種類がありました。一番右にミルクティーがあったのがキャセイらしくていいなと思いました。
ラウンジまとめ
というわけでラウンジを一通り見ていきました。
用途や出発ゲートによっても異なりますが、僕の評価で言うと
サクララウンジ本館>アドミラルズクラブ>カンタスビジネスラウンジ>サクララウンジ・サテライト>ファースト&ビジネスラウンジ
でしょうか。比較するのも面白いので、皆さんも行って比べてみてくださいね。
10.優先搭乗
最後に、搭乗時。一般の方に先駆けて優先搭乗という形で機内に入ることができます。サファイアはエメラルド等に次いで2番手。なお2019年10月より方式が変更になってます(サファイアは変更なし、ルビーとプレエコが変化)。
というわけで優先搭乗で入れてもらおうと考えてたのですが、、、搭乗時刻を間違えており、搭乗口に着いた時にはすでにエコノミーの列さえ解消された後でした。
もう誰もいなくなってたので焦りました。でも僕が最後というわけではなかったようです。
本来はこの2番目で入る予定だったのが、5番目の最後の方ということになってしまいました。
しかし優先搭乗の価値は正直よく分かっていなく、それよりラウンジでもう1杯飲んでた方がいいと思う派なので、これはそんなに気にしてないです。
以上、サファイア初搭乗にていろんなメリットを享受できた話でした。
今回はここまで。ありがとうございました!