こんにちは!ホールディングです。
今回の話題は飛行機の座席選び問題。飛行機に乗り慣れた所いわゆる「修行僧」たちの間でも終わらない議論がなされるほど奥の深い問題です。
2つを単純比較して優劣をつけるのは難しいですが、その場その場の状況に合わせて優先順位をつけていけば、おのずと最適解は見つかるはずだと考えます。
今回は、まず両者を分析し、そのうえで「国内線/国際線」「預け荷物」「フライト距離」などの状況別にどちらを選ぶべきか、個人の意見もふまえつつ考えていこうと思います。
まずは両者を分析
まずは窓側、通路側と順に、それぞれどんなメリット・デメリットがあるのかを分析していきましょう。
窓側のメリット
まずは窓側。窓側の魅力として真っ先に挙げられるのは、やはり景色の良さでしょう。ミニチュアのように小さく見える街の様子や一面に広がった雲の海など、飛行機特有の景色を特等席で見ることができます。
言わずと知れた僕のTwitterのヘッダー画像ですが(?)、個人的にはこういう写真を撮るのが大好きなので、つい後方の窓側席を選びがちです。
また、通路から一番奥の席ということもあり、一度席に収まってしまえば他の乗客の移動等の影響を受けないということも魅力の一つと言えます。
窓側のデメリット
デメリットについてはその裏返しになってきます。自身が席を立つことが容易ではないということが挙げられます。トイレなどで席を離れる場合には、自分から通路までの間の乗客に協力してもらい、席を立ってもらうなどしてもらう必要があります。また、通路側の人たちに比べて、着陸後飛行機から降りる際に若干タイミングが遅くなってしまうのもデメリットと言えるでしょう。
通路側のメリット
続いて通路側の席について考えてみましょう。通路側のメリットは何といってもその動きやすさでしょう。通路との間に遮るものは何もありませんから、いつ席を立とうが自分の自由。トイレに行くタイミングを自分次第で決められるのは、意外と精神衛生上大きいですよ。飛行機が降り立った後も、シートベルトサインが消灯すればすぐに立ちあがって荷物を取り、降機の列にスムーズに並ぶことができます。
通路側のデメリット
対して、通路側のデメリットとしては、窓側の人がトイレに立つ場合に足を畳む、もしくは席を立つなどして協力しないといけないということです。特に休んでいたりリラックスしていたりという時に席を立つということになると少しストレスかもしれません。またこれは完全に人にもよるのですが、景色を楽しむことは難しいでしょう。そういった楽しみを飛行機に求めている方にとっては少し寂しいかもしれません。
あとはこの価値基準を各フライトに当てはめるだけ!
ここまで、窓側・通路側それぞれのメリット・デメリットを見てきました。あとは、各々のフライトの特徴に合わせて、どこを優先すべきか考えていくだけです。国内線/国際線でだいぶ考え方が変わると思うので、分けて順にみていきましょう。
国内線の場合
国内線は、ごく一部を除いて基本的に3時間以内のフライトです。トイレで席を離れるというのはあまり考慮に入れる必要がないと思います。
この場合は、預け入れ手荷物(貨物室に預ける荷物)があるかどうかで判断を分けていくのが賢明でしょう。
預け入れ手荷物がある場合、急いで降機しても意味がありませんから、窓側を選択。
預け入れ手荷物がない場合、早めに降りることができる通路側を選択していくのが合理的だと考えます。早めの降機を考えるならできるだけ前方がベターですね。
とはいえ、僕自身はというと、生粋の窓側派なので、到着後よっぽど急ぐ場合でなければ窓側を選択しています。やっぱり僕は景色が見たいです。個人の趣味によるところもあるでしょう。笑
預け荷物あり・・・窓側
預け荷物なし・・・通路側(できるだけ前方)
国際線の場合
国際線の場合は、通路側を基本線とする考え方で良いかと思います。理由は以下の通り。
長距離の場合が多い(=トイレの回数が多い)
降りた後の入国審査を考えるとさっさと降りたい
景色があんまりおもしろくない(離着陸以外海しか見えないなど)
最後のは完全に主観ですが(笑)、上の二つは客観的な価値観かと思います。
長時間のフライトともなれば、トイレには何回か立つもの。その度に隣にお伺いを立てるのはなかなか面倒です。日本人だったらまだマシですが、日本語が通じない外国人だったら…?恰幅の良い方で、しかも寝ていたら…?想像しただけで嫌になりそうです。
また、国際線ではフライトと入国審査はセットですが、遅れて飛行機から降りるとすでに長蛇の列なんてことも。時間を賢く使いたいなら、早めに降機したいところです。
短距離のフライトで、急ぎでもないというシチュエーションでない限りは、窓側は考えなくてよいかと思います。
通路側の選択が無難。
おわりに
国内線(預け入れ手荷物あり/なし)、国際線の3パターンに分けて最適な座席を考察してきました。おさらいすると次の通り。
今回の話は一般論としてどちらが良いか、というもの。こちらを参考にしてもらって、最終的には個人のフィーリングで決めていただくのがいいと思います。
僕なんて荷物なしでも最後方窓側にいたりしますから。それぞれ、飛行機の楽しみ方・乗りこなし方を確立してみてください。
似た話で、バルクヘッドと呼ばれる最前列席はあんまりよくないよって話もオススメです。
また、普段は空港のラウンジとかについて記事を書いてます。
それでは今回は以上。ありがとうございました!
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