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【JCG/SFC/PP】ホーチミン・タンソンニャット国際空港ラウンジ「Le Saigonais」訪問レビュー。

こんにちは!ホールディングです。

ベトナム・ホーチミンの玄関口、タンソンニャット国際空港。

今回はそのタンソンニャット国際空港にあるラウンジ、「Le Saigonais」に行って参りましたので、中の様子等をお伝えしていきたいと思います。プライオリティパスでも使えるラウンジなのですが、クオリティ的には特に問題なく使えるラウンジですよ。

Le Saigonaisの場所・行き方

最初にラウンジへの行き方について。私自身結構迷ったので皆さんもお気をつけて。。

簡単にたどり着き方を説明すると、以下の3ステップになろうかと思います。

Le Saigonaisへの行き方3ステップ

STEP1:3階へ上がる

STEP2:バーガーキングを見つける

STEP3:バーガーキングの左奥へひたすら進む

まずは3階に上がることから。出国審査や搭乗口は2階なので、その一つ上のフロアです。3階にあがっても特に案内表示などがないので要注意。ここで目印になるのがバーガーキングです。

この看板を探しましょう。看板も店舗もわりと目立つのですぐ見つかるはず。ラウンジはこの左側の通路(青い看板で”Gate8-17″と書いてある方向)の奥に位置しています。

入口に着きました。繰り返しますが、空港内の案内とかには(見る限り)書かれていなかったので、注意です。

基本情報

Le Saigonaisの基本情報は以下の通り。24時間営業となっていて、出発便のスケジュールに依らず利用できるのは嬉しいところ。

場所 タンソンニャット国際空港・国際線ターミナル3階
営業時間 24時間営業
設備 食事、ドリンク(アルコール含む)、シャワー、Wi-Fi、その他

利用可能な人

写真は入り口にある立て看板なのですが、こちらを見て分かるように、様々な航空会社の指定ラウンジになっています。JALやANA、私が今回利用したキャセイパシフィックなど。ワンワールドとスターアライアンスの会社が中心ですね。スカイチームのベトナム航空以外はホーチミンにラウンジを持っていないので、このラウンジが受け皿的役回りをしているんだと思います。

これらの航空会社を利用する場合、ビジネスクラス以上の利用者、あるいは上級会員(航空会社によって例外があるかもしれませんが、基本的にはワンワールドサファイア、スターアライアンスゴールド以上)であれば利用することができます。

また、このラウンジはプライオリティパスでも入場ができます。プライオリティパスは航空会社に関わらず、航空券を持ってさえいれば利用可能なのが強みで、LCC利用時等に重宝します。詳細は他の記事に譲りますが、楽天プレミアムカードでのプライオリティパス発行は王道ですね。

そして、公式サイトによると、特に上記の利用資格がない人でも、所定の料金を支払えばだれでも利用可能なようです。料金は945,000ベトナムドン(約5,300円、いずれも2023年3月時点)。有償利用の場合、連続4時間までの利用となっています。まあ、下記のラウンジ内のレビューを読み進めていただければ分かるかと思いますが、この料金をペイできるクオリティではないと思います。

基本的には航空会社のインビテーションかプライオリティパスで入室する方法が一般的ですね。

(余談)読み方

かなり蛇足ですが、「Le Saigonais」の読み方は、おそらくフランス語読みで「ル・サイゴネ」が正しいものと考えます。他のサイトで「レ・サイゴネイズ」などと書かれていたのを目にしたのですが、多分これは間違いでしょうね。ただし、当ラウンジを利用するにあたって、実際にラウンジ名を声に出して読むシチュエーションは皆無です。興味のある方だけ覚えていていただければと思います。

中の様子

それでは中の様子を見ていきましょう。

受付では、航空会社経由の場合は搭乗券とインビテーション(チェックインの際にもらえます)、プライオリティパスの場合はパスと搭乗券を提示して中に入ります。

ラウンジ全景です。入口付近にダイニングエリアがあり、奥の窓側に向かってシーティングエリアが無造作に広がっている感じ。

壁際には民族衣装?が飾られたファッショナブルなエリアも。

ソファ席はコンセントがついていない席の方が多いです。しかし、上の写真のように、一部ついている席も見られました。あったらラッキーくらいの気持ちで行きましょう。

奥にはカウンター形式のデスクもあり、ここはコンセントもついていました。ここであればそれなりのPC作業はできそうです。

食べ物

続いてはダイニングエリアで食べられる食事をご紹介。すべてセルフ方式です。

こちらがダイニングの全景。この島の裏表に食事が並び、その奥のカウンターにドリンクが並ぶ配置になっています。

手前から豚肉の煮込んだもの、ソーセージ、ハム、サラダなど。

卵、ライス、ポテト。

ダイニングの中央付近にフォーを自分で作れるコーナーがあります。左側のお椀を開けると麺が入っており、そこに野菜や調味料を載せて、スープをかけて完成です。即席ではありますが、普通に美味しくいただけましたよ。

そしてデザート。ケーキが2種類と、果物が3種類ありました。

全体としてクオリティは及第点といったところ。別段特筆すべきものはありませんが、無料でお腹を満たせるのであれば特にコメントはないよって感じですね。

飲み物

続いてドリンクの紹介です。

ソフトドリンクは冷蔵後に入っています。水やペプシ、フルーツジュースなど。パイナップルやパッションフルーツなど、南国系のフルーツ味のものが多いのがご当地っぽくていいなと思いました。

最下段にはビールも2種類入っていました。写真に残していないのでうろ覚えですが、サイゴンのもの1つとシンガポールのが1つだったと思います。

その他アルコール。ワインは赤白各2種類で、スパークリングなどはありませんでした。

「Le Saigonais」にはシャワーあり。

このラウンジにはシャワーがあります。プライオリティパスで入れるランクにしてはわりとレアですね。私は午前中の便ということもあって使いませんでしたが、午後や夜の便だと重宝しそうです。

トイレにこのような表示がありました。シャワールームを利用する際は、スタッフの方に声をかけて予約する必要がありそうです。

実際に使っていないのでこの表示から推し量ることしかできないですが、シャンプー類一式、タオル、歯ブラシ、カミソリ等は完備されているようです。

シャワールームはトイレと同じ空間にあり、私が行ったときは空いていたので、中をちょっと覗いてみました。非常にきれいでした。利用する場合は、アメニティ一式をもってこの中に入る形ですね。

ちなみにトイレの水回りの様子も。こちらも設備が新しいのか、全体的にきれいな印象でした。

まとめ

ホーチミン・タンソンニャット国際空港のラウンジ「Le Saigonais」についてまとめてきました。コンパクトでシンプルではありますが、サービスの幅・クオリティともに申し分ないと思います。特にタンソンニャット国際空港の出国審査はめちゃくちゃ混みあいますので、早めに通過してここでくつろぐのが、心身ともに安らいで良いかもしれません。

それでは今回は以上。ありがとうございました!

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