ヨーロッパ

クラクフでポーランド伝統の大衆食堂「ミルクバー」2軒行ってみた。2026年現在の相場観も確認。【ポーランド旅行記】

こんにちは!ホールディングです。

ポーランドに行ったらぜひ行ってみたかったのが、ローカル大衆食堂の「ミルクバー(Bar Mleczny)」。

クラクフ日帰り観光をしながら、昼・夜と2軒のミルクバーに実際に行ってみましたので、雰囲気や価格など、現在(2026年)の物価観も含めて、体験談として紹介できればと思います!

「ミルクバー(Bar Mleczny)」とは?

ミルクバーとは、ポーランドにおける「政府の補助金で運営されている(されていた)格安の大衆食堂」のことを指すようです。共産主義時代に労働者へ安くて栄養のある食事を提供するために作られたのが始まりで、乳製品や野菜、小麦粉を使った伝統的な家庭料理が中心です。

現在でも地元の人々の胃袋を支えています。また、我々のようなバジェットトラベラーにとっても、安価で現地の食事を楽しめるありがたい存在となっています。

昼食:ゲットー地区「Bar Mleczny Południowy」へ

というわけで早速お昼に行ったお店からご紹介していきます。旧市街からビスワ川を渡った南側、旧ゲットー地区にある「Bar Mleczny Południowy」というところです。

中央市場広場などからは若干離れているものの、ユダヤ人地区Kazimierzからは徒歩圏内なので、Kazimierz観光の前後に立ち寄るのがいいかもしれません。

お店の外観。飾らない看板、かつ面している通りも大きくないので、見逃してしまわないように注意ですね。

店内の様子。カウンターで注文・会計・受け取りを済ませ、各自席で食べるスタイルで、フードコートに近い形です。

メニューは奥の壁にかかっており、すべてポーランド語でした、、、

こうなればGoogleのフォト翻訳を駆使して何とかするしかありません。とはいえ理解できるものとそうでないものもあり、なかなか難易度は高かったです。

さすがに冒険する気持ちにはならず、一番上に書かれていておすすめになっているロシア風ピエロギ(Pierogi Ruskie)を頼むことにしました。カウンターのおばちゃんは基本的な英語なら理解してくれるようでした。

また、前に並んでいた人の大半が頼んでいたスープがあったので、名前が分からないながら、他人のスープを指さして「あのスープもください」と言ってみたところ、見事にそのオーダーも通りました。(指をさしてしまったお兄さん、ゴメンナサイ)

スープはその場で、ピエロギも会計を済ませている間に完成し、すぐに受け取りとなりました。すごい。

また、会計はクレジットカードも利用可能でした。こういうローカル食堂でもしっかりカードが使えるのは助かりますね。

ポーランド伝統の味を実食

それでは食べていきます。

まずは写真左がピエロギ。ゆで餃子みたいなイメージのポーランド料理です。ロシア風ピエロギというのは、一般的に中にポテトとチーズが入ったものを指すようです。素朴で自然な味で、特徴はないけど飽きは来ないかなという印象でした。

そして写真右が、名前もわからず頼んだスープ。後から調べたら、ロスウ(Rosół)という伝統的なスープのようでした。コンソメベースで、コショウとローズマリーが入っており、初めて食べる味でした。具材はチキン、ニンジン、ソフト麺のようなパスタが入っていました。

また、周りを見渡すと、カツレツのようなものを食べている人も多く、人気のようでした。Google翻訳でポークチョップと書かれていたやつかな?

お会計:合計14.2LNと激安

今回のお会計は14.2PLNでした。現在のレートで600円前後です。この日の前の日にワルシャワで食べたときは、昼40LN、夜60LNくらいはかかったと思うので、それに比べると圧倒的な安さですね。

最後は下膳までセルフサービスでした。完全セルフ方式も納得の安さでした。ごちそうさまでした。

夕食:旧市街近くの「Restauracja Smakołyki」へ

昼食の後はしばし観光をしておりましたが、日も暮れてきたころに本日2軒目のミルクバーに行ってみることに。

2軒目に選んだのは「Restauracja Smakołyki」というレストラン。こちらは旧市街の中心からも徒歩圏内の場所にあります。

店名にミルクバーという表記もないので、本当にミルクバーなのか怪しいところですが、日本語のブログ等でそのように紹介されていたので、そう捉えることにして、行ってみました。

外観はこんな感じ。このお店も目立つ看板があるわけではなかったので、見逃さないように注意です。

昼とは違って普通にちゃんとしたおしゃれなレストランでして、カウンター注文ではなく、ウェイターさんが席で注文を取ってくれるスタイルでした。

メニュー(一部)。メインは1つ30LN台~という価格帯で、昼と比べるとかなりお高め。事前に調べたブログでは「1,000円以内で収まる」と書かれていましたが、やはり為替と物価の時代の流れを感じます。

ここでもピエロギやカツレツが人気のようでしたが、さすがに食べ飽きてきたので、まだ食べたことのなかったポテトパンケーキ「プラツキ・ジェムニャチャーネ(Placki ziemniaczane)」にすることにしました。

こちらがそのパンケーキ。パンケーキという名前とは裏腹に、主食としても普通にいただけるものになっていて、イメージは巨大なハッシュポテトみたいな感じ。塩気とスパイスがいい感じに聞いているので、そのままでも全然いけました。ほとんど炭水化物と油なので、栄養面を考えるとなかなか疑問符が残るものではありますが、、、。笑

飲み物も頼まないといけない雰囲気だったので、炭酸水をオーダーしました。

お会計:39LN

お会計は、パンケーキ30LNと炭酸水、おそらくサービス料とかも乗って合計で39LNでした(現在のレートで2000円弱)。昼の倍以上になってしまいました。

昔のように1LN=30円くらいだったら、これでも1200円だったわけなので、問題は円が弱いことなのでしょう。ヨーロッパの中ではかなり安い部類に入ると思います。

物価事情について:2020年ごろ比で2倍程度を覚悟すべし

繰り返しになりますが、やはり少し前に比べると、円ベースではかなり価格が上がっていることは覚悟しておくべきだなと感じたので、改めて述べておきます。

過去の旅行ブログなどを調べると、信じられないほど激安だ!などという過去の情報(2020年前後)がたくさん出てきます。しかし、ここ5年間でLN/円のレートが約1.5倍くらいになっており、またLNベースでもインフレが起こっています(これは世界共通ですが)。

したがって、現在は過去のブログ情報の倍くらいの出費は覚悟しておいた方がいいかなという個人的な感覚です。それでも、この昼に行ったミルクバーは圧倒的にリーズナブルなので、かなりおすすめのスポットです。

まとめ

というわけで今回は、クラクフでのミルクバー体験についてまとめてきました。一口にミルクバーといっても、本当にローカルな大衆食堂から、おしゃれだけどリーズナブルなレストランのようなところまで、いろいろなお店があることが分かりました。

一般的に安いところは英語が通じにくかったりセルフサービスが多かったりと、不便さとトレードオフな部分があるかと考えられますので、ご自身の好みに合った価格帯のところを選択されるのが良いかと思います。

今回の記事が皆様のお役に立てば幸いです。

それでは今回は以上。ありがとうございました!

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