こんにちは!ホールディングです。
今回は、JALのLife Status ポイント(LSP)修行をテーマに、「LSPを貯めてJGCを目指すなら、単年でサファイアまで達成したほうが良いか?」という内容について考えていけたらと思います。
新制度のLSP(Life Status ポイント)は生涯積算されるため、自分のペースでコツコツ進められるのが大きなメリットです。しかし、どうせやるならフライトを集中させてサファイアまで目指し、ステイタスを維持しながら進める方が結果的にお得で効率的なのでは?とも思いますよね。
というわけで、今回はLSP修行にあたって単年ごとのサファイアを目指すべきか否か、という観点でプロコン整理などしていきます。よろしくお願いします。
もくじ
サファイアまで目指すべきか否か?
結論からお伝えすると、「絶対にサファイアまでやるべき」と一概に言えるわけではなく、ご自身のライフスタイルや「JGCの特典が自分にとってどれだけ価値があるか」に従って、よく考えて判断することをおすすめします。
サファイアを目指すことで前倒しで上級会員体験が得られる一方、コストや時間面での負担も生じます。年数が掛かってもマイペースを維持してLSPを貯めるのが良いのか、短期集中でサファイア特典を体験しながら目指すのが良いのか、ご自身の状況に照らし合わせて検討することが大切です。
以下で、サファイア獲得のメリット(Pros)と注意点・デメリット(Cons)をそれぞれ整理していきますので、選択の参考にしてみてください!
サファイアまでやるべき理由とメリット
1.ステータスという形で実績が翌年に目に見えて残る
JGC、つまり1,500LSPという長い目でLSPを積み重ねていくという長いプロセスは、頭では理解していても、やっぱり途方もなく長いものです。
LSPは生涯消えないポイントですが、単年の搭乗回数やFOPの実績であるFLY ONプログラムは別で存在しており、毎年の搭乗実績がFLY ONプログラム上での一定水準に満たない場合、単年で見れば手元に残るステータスが何もありません。「今年こんなに飛んだのに何もない…」と損した気分になりがちです。
しかし、年間での搭乗回数やFOPを意識して、サファイア基準(50回または50,000FOP)まで走り切れば、達成直後~翌々年3月まで「JMBサファイア」のステータスという明確な見返りを得ることができます。
2.JGC入会前にサファイア特典を体験できる
FLY ONプログラムでサファイアのステイタスを獲得すれば、サクララウンジの利用、優先チェックイン、手荷物優先受け取りなどの上級会員特典をすぐに享受できます。
「やっぱりこの快適さは手放せない!」と思えれば、JGC入会までの長いLSP修行の強力なモチベーションになります。そう感じる方には、以下の記事で紹介している通り、サファイアをずっと防衛しながら5年間でJGCまで走り切るのも1つの方法です。
逆に「実際に体験してみたら、自分には年会費を払ってまでJGCを維持するほどではなかった」と感じたら、翌年以降は修行をやめるか、無理のない範囲にスローダウンする(本当に必要なフライトやカード決済でゆっくり貯める)という選択肢が取れます。
3.ボーナスマイルが増える→特典航空券の幅が広がる or e JALポイントで修行費用の足しに
サファイアやクリスタルといったステータスを保持している期間は、フライト時のボーナスマイル積算率が大幅にアップします。
ステイタスごとのボーナスマイルは画像の通り(JALのサイトから引用)。サファイアだと普段の倍くらいになる計算ですから、マイルの貯まるスピードが全然違うはずです。
特に、先ほどチラッと触れた「5年連続で回数修行してJGCを目指す」パターンだと、2年目以降ずっとサファイアの状態でフライトをこなしていくことになるので、かなり強いですね。(回数修行だと区間マイルが少ない短距離線をメインにすることになるので、そもそものフライトマイルが少なくなる傾向はあるものの、倍となるとそれなりのマイルになるはずです。)
積算されたマイルは特典航空券に使うのも良いですが、LSP修行中であれば「e JALポイント」に交換して航空券の購入に充てるのも賢い戦略と言えます。実質的な修行費用を抑えることができるため、非常にお得です。
サファイア/LSP修行における注意事項・デメリット
魅力的なサファイア体験ですが、新制度(LSP)においてはいくつか注意すべきポイントやジレンマが存在します。
1.出費の増加
至極当然の話ですが、毎年サファイア修行をするとなると、フライトの費用がそれだけ掛かります。特に、LSP修行は無理せずコツコツ決済などで貯めるというプランも取りうるため、個々人のライフスタイルやJGC特典をどれだけ活用できるかなどによって是非を判断していく必要があります。
2.サファイアは有効期限あり、という心理的リスク
JMBサファイアは翌々年3月までという有効期限があり、かつJGC到達にはサファイア回数修行が約5回必要ということで、仮にそれまでの間で修行をストップする場合、ステイタスは一度失効することになります。
一度上級会員の手厚いサービスを経験してしまうと、平会員に戻ったときの落差は大きいと思います。一度踏み入れてしまうと1,500LSPまでアクセルを踏み続けなければならなくなる可能性があることを念頭に置いておく必要がありますね。笑
3.ワンワールド便ではLSPが貯まらない
これは若干蛇足ですが、LSP修行においては留意点なので紹介しておきます。
JMBサファイアを獲得すると、自動的にワンワールド・サファイアの資格も付与され、キャセイパシフィックやブリティッシュ・エアウェイズなどの提携他社便でも豪華なラウンジ利用や優先搭乗が楽しめます。
一方で、LSPはJALグループ便への搭乗でしか積算されません。
せっかく付与されたワンワールドサファイアの特典を生かそうとすると、そのフライトではLSPが貯まらないというジレンマに陥るわけです。(予約クラスにもよりますが、マイルやFOPは貯まります。)
海外旅行の時は、できるだけJALを選んでLSPを貯めに行くのか、割り切ってLSPは捨てて他社の特典を楽しむのかという選択が求められますね。(個人的には、ワンワールド各社のラウンジやサービスを体験して比較するのが好きなので、海外旅行の時くらいは体験として割り切って他社を使ってもいいのかなと思います。メリット2で述べたのと同様に、ワンワールド特典が気に入れば、それがJGCまで頑張るモチベーションにも繋がりますからね。)
まとめ
今回は、LSP修行をするなら、どうせやる年はサファイアまでやった方がいいかどうか?について解説しました。
LSP修行は最低でも数年単位の長い付き合いになります。ただ漠然と搭乗回数やポイントを重ねるよりも、1年集中してサファイアを獲得することで、ステイタスという見返りを得つつ、特典やボーナスマイルといった目に見える恩恵を受けることができます。
その分やはり時間やお金はかかりますが、1年サファイアまで駆け抜けてみて、実際に特典を利用しながら「自分にとってJGCが本当に必要か(毎年修行するだけの見返りに足るものか)」を見極めることができるという意味では、非常に価値のあるプロセスなんじゃないかなと思います。
当記事の情報が皆様のJAL修行の参考になれば幸いです。
それでは今回は以上。ありがとうございました!

