JGC/LSP修行

JGC入会とSFC維持どっちがいい?JGC達成まで毎年サファイア修行ケースとSFC決済修行を比較してみる。

こんにちは!ホールディングです。

昨今、JALもANAも上級会員プログラムの刷新を進めており、その方向性も異なることから、単純比較も難しくなり、数年前の価値観も通用しなくなってきております。

今回は、そんな中でもJGCとSFCを比較してみようということで、「毎年サファイア修行をしながらJGC入会までLSPを貯め続けるケース」「SFC修行をやった後で所定のカード決済をし続けるケース」について分析・比較していけたらと思います。

修行環境は激変中

冒頭でも記載した通り、JAL・ANAとも上級会員プログラム刷新を進めており、両社のステイタス維持・獲得ルートは大きく進化しました。

JALはLSP(ライフステータスポイント)を導入し、単年の修行でのJGC入会は事実上不可とすることで、上級会員への入り口を絞る方向性を打ち出しています。

一方で、ANAはSFC入会システムはそのままに、新たにSFC維持条件としてANAカード等を一定額以上の決済を導入予定であり(執筆時点の2026年8月現在、年間300万円という条件がなかなか物議を醸しており、2026年9月末に改定案が提示される予定)、こちらは入り口ではなく維持を難しくすることで会員数を絞る方向です。

以前のように単年で修行したら完了、維持費もカード年会費のみ。という環境であれば、「よく使う路線で強いのはANA/JALどちらか」、「よく使うお店と相性がいいのはANAカード/JALカードどちらか」のような単純な評価軸で比べることが可能でした。

一方、今の修行システム・維持システムだとそもそも上級会員入会までの道のりも維持の条件も全く異なることから、生活スタイルなんかも関わってきてかなり複雑です。

比較条件の概要

今回は、物事を少しでも単純にとらえるため、条件をできるだけフラットに「最初の年から上級会員資格を獲得・維持する場合」と定義して比較します。具体的な条件設定は以下の通り。

  • JAL:毎年サファイア修行を敢行。(JGC入会の1,500LSP達成まで毎年やる)
  • ANA:初年にプラチナ修行を実施。2年目以降はANAカード300万円決済を続ける。

修行期間が長いJALと、修行は1回で済むものの、決済をずっと続けていく必要があるANAといった違いがありますね。

結論からお伝えすると、時間と体力があり、飛行機に乗ること自体を楽しめるならJAL飛行機に乗る時間を最小限にして日常の支出を集約できるならANAの決済修行が良いかなという印象です。

以下で詳細を見ていきましょう!

JAL・JGC修行の進め方

それでは、まずJALのほうから詳細を整理していきます。

JAL・JGC修行の進め方とポイント

・進め方: 毎年50回搭乗(回数修行)でサファイア維持。5年で1,500LSPに到達してJGC入会のプラン
・5年間のシミュレーション: フライト1250LSP + 決済等の上乗せ125LSP = 1500LSP達成

JALは、最終的な目標のJGC入会=1,500LSP達成を目指しつつ、上級会員資格を維持するために毎年修行を繰り返していくプランです。JALの単年の修行では回数修行とFOP修行がありますが、短距離の国内線主体の回数修行のほうがLSP効率が良く、計算も立ちやすいため、こちらが主流とされています。

サファイア修行で年間50フライト、1フライト1万円と仮定すると、修行期間中の出費は毎年50万円。(空港までの交通費や滞在費などは別途発生します)

LSPはフライトで250(5LSP×50回)、JALカード決済で25LSP(50万円*2%=10,000マイル)となり、年間合計275LSPとなります。

これを5年間続けることで1,375LSPであり、残り125LSPを日常の決済やその他のサービスで埋めることで、5年間で1,500LSPを達成しようというものです。

ANA・AFC修行の進め方とポイント

続いてはANAの進め方を見ていきます。

ANA・AFC修行の進め方とポイント

・プラチナ修行を行いSFCを獲得
・修行翌年以降は、毎年決済条件(ANAカードとANA Payで年間300万円)をクリア

ANAのほうはやり方はシンプルですね。最初にプラチナ達成まで修行を行いSFCに入会し、その後は決済修行をしていくというもの。必要な決済額は現在のところ年間300万円とされており、ここがクリアできるかどうかが大きな分岐点になりそうです。

また直近の情報だと修行費用はおおむね50-70万円前後のようですね。

実際の比較・メリットデメリットの検証

ここでそれぞれのメリット・デメリットを整理してみましょう。

JAL:5年間毎年回数修行 ANA:SFC修行+毎年300万円決済
コスト
  • 修行:約250万円(年間50万円×5年)
  • 維持費:特になし
  • 修行:50-70万円
  • 維持費:年間300万円のカード決済
メリット
  • 年間決済額に縛られない (日常の支出が少ない人でも無理がない)
  • JGC入会後は維持コストはほぼゼロ
  • フライトによる拘束時間が少ない(修行が1回で済むため)
  • 年間決済額が多ければ負担感は少ない
  • 決済は生活費で使えばよく、フライトで使う必要がない
デメリット
  • 修行期間が長い
  • 修行費用はフライトに使われるため、生活費に上乗せされる形になる
  • 決済条件は半永久的にクリアし続ける必要がある
  • 決済額が身の丈に合わない場合、そもそも維持が困難

全体を通して、「JALは修行が長くて時間や費用はかかるが終わってしまえば楽」「ANAは修行は1回で済むけど決済修行が永久に続く負担あり」という感じです。

特にANAのデメリットに挙げた「決済額が身の丈に合うかどうか」については、満たさない場合にドボンとなってしまうため、この点については修行を開始する前に自分の生活スタイルをしっかりと把握しておく必要がありますね。

(参考)両取りを狙うならSFC→JGCの順がおすすめ

将来的にSFC/JGC両方のステイタス獲得を狙う場合は、SFCをとった後でJGC修行を始めるのが賢い戦略です。

やり方としては、「まずSFC修行を完了させた後、毎年のANAカード300万円決済の枠にJAL回数修行のフライト決済費用を充てる」という方法があります。

かなり荒業ですし、JALの航空券をANAカードで決済することになるため、JALカード決済時のマイル還元率と比較すると少し損。それでも、ANAの年間決済要件をつぶしながらJALの修行を進められるため、年間の支出をできるだけ増やさずに両社の上級会員を同時に追いかける手法としては非常に有効です。

JGC/LSP修行はJALパックを活用したい

LSP修行におけるLSP最大化の観点で、泊りがけの旅行の時におすすめしたいのがJAL公式のジャルパックです。ならなんと、ツアー利用分のLSP(3LSP/回)が通常の国内線搭乗分のLSP(1往復で10LSP)に上乗せされ、獲得できるLSPが増えます!

さらに、フライト単体で取るよりも、ホテル込みのダイナミックパッケージの方が総額が安くなるケースが多々ありますので、そういった場面ではむしろ使わない理由がないくらいです。下記バナーから予約できます。

また、海外パックの場合も同様に、通常のLSP(区間マイル1,000マイルごとに5LSP)に加えてパック利用1回ごとに10LSPが加算されます。

海外の場合はどこにどのくらいの期間行くかによって旅行の規模間も全然違うので、どの程度効率的かはなんとも言えないところですが、それでも一発での10LSPはなかなか魅力的ではありますね。

海外の場合も以下のバナーから予約が可能です。

※楽天やじゃらんなどの他社パックだとツアー分のLSPが貰えないため、必ずJAL公式から予約しましょう。

まとめ

今回は、「JGC入会とSFC維持どっちがいい?」というテーマで、両者を(若干無理やり)比較してきました。

飛行機に乗る時間が作れてフライトを楽しめ、その後ずっと楽をしたい人にはJALの5年回数修行、飛行機に乗る時間を増やさず、毎年の決済力を活かしたい人にはANAの決済修行が向いています。

個々人の生活スタイルにも絡んでくることなので、自分はどちらに向いているか考慮したうえでどちらを進めるか(または両方やるか!)を決めていただければと思います。

当記事の情報が皆様の旅の参考になれば幸いです。

それでは今回は以上。ありがとうございました!

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