先日、1週間の休暇をもらい、パリ・ロンドン旅行に行ってきました。
往復ともにキャセイパシフィック航空を利用。今回は、その復路のロンドン発・香港経由・東京行きの旅行記ということで、ロンドン・ヒースロー空港から日本に着くまでのことを書いていこうと思います。キャセイのエコノミークラスってどんなかな、と思っている皆さんにも雰囲気が伝わればと思います(特に機内食)。
なお、前編として東京→パリの旅行記もアップしておりますので、是非合わせてご覧下さい。それではよろしくお願いします!(情報は2025年9月時点のものです。)

Leg① CX252:LHR-HKG ロンドンから出発!
空港着~出発まで
まずはロンドン・ヒースロー空港から出発です。
往路編でも触れましたが、キャセイは出発48時間前からオンラインチェックインが可能。最安クラスで予約の場合、座席指定がこのタイミングで解禁となるため、48時間前きっかりに待機しておくのがベターです。
復路は私もオンラインチェックインをすることに。理由は、ヒースロー空港にある4つのワンワールドラウンジを巡る時間を十分確保するため、カウンターオープン前の定刻4時間前に制限エリア内に入る、という目的のためです。笑
市内からはエリザベスラインで空港に向かい、第3ターミナル駅で下車。
第3ターミナルの入口に電光掲示板があり、どのエアラインのカウンターがどの列にあるかが示されていました。(オンラインチェックインをしている場合はあまり関係ないですが)

念のため、キャセイのカウンターが開いているか偵察。このとき、定刻4時間前の午前8時過ぎ。やはりオープン前で、誰もいませんでした。定刻3時間前からというのが普通ですね。
チェックインのフロアからエレベーターで1つ上へ上がったフロアが、出発・保安検査のフロアになっています。なお、イギリスは出国審査を行っていないので、ここでは搭乗券のチェックのみでした。
保安検査を抜けたあとは、お待ちかねのラウンジ巡りタイムとなりました。たっぷり3時間をかけて、4つあるワンワールドのラウンジをすべて回ってきました。(ブリティッシュ、キャセイ、カンタス、アメリカン)
ラウンジのレビューについては以下の記事でまとめていますので、ご興味のある方は以下のリンクからご覧ください。

そんなこんなで最後に行きついたキャセイラウンジでゆっくりしていると、不穏なアナウンスが。

曰く、「システム障害の影響で、(CX252便の)出発が遅れる見込みで、新しい時刻のめどはたっていない。次の知らせがあるまで、ラウンジで待機しておいてください」とのこと。
この日はヒースロー空港を含むヨーロッパの主要空港でサイバー攻撃が発生した日だったのです。。。
どうやらチェックインなどを処理するシステムに障害が起こったようで、マニュアルでの処理に時間がかかっていたのだとか。私はオンラインチェックイン+預入荷物なしだったので、直接影響はなかったのですが、カウンターの待ち列もすごかったのだろうと推測します。
とはいえ、アナウンスの深刻さのわりに定刻30分遅れくらいで搭乗案内を始めますとのアナウンスがあり、諸々込みで定刻1時間遅れ程度で出発となりました。当日は欠航になったヒースロー発の便もあった中で、これだけ影響が軽微だったのは不幸中の幸いでした。
搭乗時の様子
というわけで、ロンドン発香港行きのCX252便に搭乗です。往路パリ便と同様、ロシア影響も含めて約12時間半の長旅となります。
1レグ目:CX252(エコノミー) LHR 12:20 → HKG 7:55(+1)
往路と同様、機内食のメニュー表がシートポケットに入っていました。

この便は離陸後にランチ、到着前に朝食の2食が提供されるようです。

まずは離陸後の1食目。シートベルトサインが消えて少しした後の提供でした。
選択肢としては、豚肉の炒めものとチキンのマスタードソース、それとヴィーガンオプションとしてのラザニアがあり、
豚肉をチョイス。

ちなみに、こちらがチキンのマスタードソースです(妻の分)。どちらもおいしかったですが、チキンの方がよりおいしかったかな。ちなみに今回のデザートはハーゲンダッツではなくチョコブラウニーでした。ちょっと残念。
1食目のあとは、消灯となりました。昼に出て朝につくので、一応夜行便ということになります。本来は香港や東京の時間に合わせて早めに寝ておくべきなのですが、さすがにヨーロッパ時間に順応してきていたのでなかなか寝付けませんでした。東回りの時差対応はなかなか苦手です。なんとかごまかしごまかしで数時間寝ては起きて、としていたところ、2食目の時間になりました。
2食目は朝食。サーブされたのは着陸の1時間半前でした。結構ぎりぎりだなあと思いました。
中華風のものと西洋風のものの2種類がありました。CAさんに「Chinese western breakfast?」と聞かれて、「え、そんなのメニューにあったっけ?」と混乱しましたのち、「Scramble eggください」とメニュー表にある通りにオーダーしました。よく考えれば「Chinese (or) western breakfast?」ってことだったんですよねきっと。英語まだまだだなと反省しました。

というわけでこちらがwesternの朝食。見たとおりの味がしました。
前述の通り、なかなかギリギリでのサーブとなりましたので、朝食の片づけが終わったらすぐに着陸でした。
出発は1時間程度遅れましたが、道中飛ばしたのか、遅延幅を約30分に縮めての着陸となりました。
Leg② CX520:HKG-NRT
空港着~出発まで
というわけで香港に到着。着いたら、まずは乗り継ぎのための保安検査です。各地からの夜行便到着が集中する時間帯なのか、保安検査場はなかなかの混み具合でした。
到着遅延+保安検査混雑の影響で、保安検査を抜けるころには成田行きの定刻1時間半前を切っていた頃でした。
というわけで、急いで担々麺補給に向かいます。
キャセイラウンジの中でも「The Wing」が一番近かったので、そちらに向かいました。

どうやらリニューアル中のようで、本来1階部分にあるシャワーは使えないよ、と受付で言われました。訪問の目的は担々麺を食べることであり、シャワーは使う予定がなかったので、そのまま入室して担々麺をいただきました。

(写真を撮らなかったので、行きの「The Bridge」で撮った担々麺・ワンタン麺を参考画像として載せておきます。)やはり香港で食べる担々麺が一番スパイシーでおいしいです。
そのうちに指定の搭乗時刻が迫ってきたので、搭乗口に向かうことに。
なぜか私の便だけ時刻表の「Now Boarding」、「Final Call」のようなステータス表示がなかったので、少し不安な気持ちで搭乗口に向かったのですが、搭乗口に着くと、なんと前の便が着いてすらいませんでした。。。ゲートにいたキャセイのスタッフに聞いたところ、「Not yet」の一点張りで、新しい時刻は目安すら教えてもらえませんでした。
これは最低1時間コースだなと思ったので、引き返してもう一度ラウンジに戻ることに。搭乗口からは「The Bridge」が一番近かったので、そちらに向かいました。

ラウンジの受付の方にも新しい時刻をダメ元で聞いてみたところ、「1時間遅れの11:40だと思う。搭乗時刻は11:10だと思うけど、アナウンスが流れるはず」と100点の回答が返ってきました。トラブル時には聞きまくるが吉かもしれません。笑
というわけで安心してラウンジでもう一休み。しばらくして上記の通りの出発時刻・搭乗時刻のアナウンスがあり、その通りにゲートに向かいました。
まさかの2レグどちらも遅延というアンラッキーはあったものの、無事に日本行きの飛行機に搭乗です。
搭乗時の様子
というわけで成田行きに搭乗です。
2レグ目:CX520(エコノミー) HKG 10:40 → NRT 16:05
上記は定刻のデータ。実際にはこれより1時間遅れての出発となりました。
今度は長距離便ではないので、メニュー表の配布は無し。機内食は出たとこ勝負の注文です。これまたシートベルトサインが消えて少しした後にサーブされました。
メニューはポーク焼肉とチキン、と言っていました。

チキンをチョイス。味は特に文句なかったですが、マッシュポテトが少し水分を含んでいて重たかったかな、、、
香港からの帰国便は追い風にもなるので、4時間程度と結構早いです。食事が終わったころにはもう日本列島に差し掛かっていて、外を眺めたりウトウトしたりしたらすぐに到着でした。

成田空港第2ターミナルに到着。隣はアメリカン航空でした。
到着・おわり
成田に着いた後のことは特に説明不要だと思います。普通に自宅に帰りました。
というわけで今回は以上で終わろうと思います。ありがとうございました!