旅行記

カナダ版アメフト・CFL現地観戦レポート。~バンクーバー回顧録②~

こんにちは!ホールディングです。

アメリカでもっとも人気のスポーツ、アメリカンフットボール。NFLとかスーパーボウルなどというワードは聞いたことがあると思います。

そんなフットボールですが、カナダにもプロリーグがあるって知ってました?

CFL(Canadian Football League)というリーグです。

厳密にいうとアメフトとは違い、独自のルールの「カナディアンフットボール」という競技が行われています。

カナダ・バンクーバーにいた時に実際に現地で観戦してきましたので、アメフトとの違いや観戦の手順などについて書いていきたいと思います。

 

カナディアンフットボールとは?

 

カナディアンフットボールは、フットボールの1種で、主にカナダでプレーされているものです。

アメリカンフットボールに非常によく似たスポーツなのですが、若干ルールが違っています。ここでは主な違いに関して紹介していきます。

 

フィールドが少し広い

 

アメフトのものに比べて、カナディアンフットボールのフィールドは若干広くなっています。

まず、両ゴールラインの間が110ヤードあります(アメフトは100ヤード)。

そして、ゴールがエンドライン上にありエンドゾーンが20ヤードも存在します。

実際のゴール付近の様子。アメフトになじみのある方なら、ゴールの位置と広大なエンドゾーンに違和感を覚えるはずでしょう。僕も初めて見たときびっくりしました。こんなんヘイルメリー投げ放題やん。笑

 

12人制

 

次の大きな特徴は人数。アメフトの11人に対して、カナディアンフットボールのプレイヤーは12人です。

一般的なアメフトの隊形に1人追加するような形になっています。

攻撃側はWRやTEを1枚増やした形(1RBに4WR+1TEなど)が多いです。

この写真だと1RBに右が1TE+1WR、左が3WRの隊形をとっています。

LOS(スクリメージライン)にセットしなければならない人数はアメフトと同じ7人なので、バックフィールドに1人増えるイメージですね。

守備側もそれに対応する形でバックフィールドに1枚追加する体系が一般的なようでした。

ニッケルが入って3-4-5や4-3-5(写真)、もしくは4-4-4といった形です。

とにかくバックフィールドが混みあうスポーツです。

 

オフェンスバックスのモーションし放題

 

カナダ人やべえルール思いつくもんですね。笑

アメフトでもジェットモーションなどはおなじみですが、1人、それも横か後ろへのモーションに限定されてますよね。

カナディアンフットボールでは何人でも動いてOK(QB除く)、前方にモーションしてOKです。

先ほど隊形の紹介で載せた写真の、プレー直前の様子です。攻撃方向左側のレシーバーが2人とも、それも前方にモーションしいてる様子が確認できるかと思います。これ、スナップより前の光景ですからね。助走付けたWRが突っ込んでくるとか、DBからしたら地獄でしかないと思う。

 

3rdダウン制

 

ここまで、だいぶ攻撃、特にパスオフェンス有利じゃん?と思った方が多いかと思います。そこの帳尻合わせなのか、1回の攻撃は3rdダウンまでとなっています(アメフトは4thダウン制)。

3rdダウンはパントを選択しますので、実質の攻撃権は2回とかなり少ないです。2回パス失敗して終了、なんてことも少なくないので、戦略的な面からいうと若干見劣りするかなと思いました。

 

まとめ

 

簡単にまとめるとこんな感じです。

フィールドが広い

プレイヤーが12人

モーションが自由

3rdダウン制

ルールの違いについては以上。次は、実際にスタジアムに行ってみた様子をお届けします。

 

スタジアムで観戦してみた!

 

チケットを買う

 

まずはチケットを買いましょう。ホームチームの公式サイトから買うことができますよ。

僕が行った試合は39カナダドルからの設定でした。わりとリーズナブルな価格だと思います。NFLだったら150ドルとかしますからね。

購入したら、このようなQRコードを表示できます。当日はこのコードをかざして入場しましょう。

 

スタジアムへ

 

今回はバンクーバーのBC Lionsの試合をホームスタジアムのBCプレイスに観に行きました。

turned-on lights in city at night

なかなかイケてるスタジアムですよね。

QRコードをかざして中へ入ります。

なお、荷物の持ち込み制限があるので注意です。リュック1個相当以上のものは、ホテルなどにあらかじめ置いておきましょう。

中にはファストフードなどの売店や、チームのグッズショップなどがありました。

気に入ったものがあれば買ってみてもいいですね。

 

フィールドの様子

 

中は広々として(逆に言えば客の入りは良くなくて)観やすかったです。

2階席もあるようですが、チケットの売れ行きの関係か解放されていなかったようです。あまり人気がないのでしょうか。

 

選手入場・キックオフ

 

ライトアップされた中で選手の入場が派手に行われました。

そしてキックオフ。

試合中の流れはアメフトと大体同じです。

相手チームの攻撃中はみんなでクラウドノイズをたてました。

一体感があってとてもよかったです。

 

まとめ

 

カナディアンフットボールの概要と観戦レポートについて書いてきました。

日本での知名度はほとんどないようなスポーツですが、チケットもあまり高くなく、コスパも高いです。行ってみると楽しめると思います。

ぜひ一度観に行ってみてください!

 

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