SFC修行を始めて気付いたANAの特徴4選。「皆様、離陸いたします」？「千歳」空港？【JALとの違いも】

こんにちは！ホールディングです。

2021年、SFC修行を始めております。先日、石垣行きを皮切りに修行をスタートさせ、今までほとんど乗ってこなかったANAにいきなり5レグ搭乗。思った以上にJALとの違いを感じる部分が多かったので、今回は「ANAの特徴(JALとの違い)」をテーマに書いていきたいと思います。

空港でもらう紙がやたらと多い
「セットスライドバー」を実際に聞いて感動
アナウンスで「当機は」を省略する
(新)千歳という表記
まとめ

空港でもらう紙がやたらと多い

まず思ったのが「ANAに乗るとやたらと紙が増える」ということです。チェックイン時の搭乗券、手荷物の預かり証、保安検査の検査証、改札での搭乗案内。ざっとこれくらいでしょうか。ICをかざした場合でも紙の搭乗券が出てくるというのはかなり意外でした。ちなみに、JALに乗る場合、もらう書類は赤で示した2つのみです(タッチ&ゴーの場合)。

私の修行始めが3日で5レグということもあってでしょうが、ポケットがいつも以上にかさばる感覚がありました。

搭乗の際に受け取る紙の量が多い！

「セットスライドバー」を実際に聞いて感動

「セットスライドバー」とは、飛行機が出発する直前、チーフのCAさんが機内に向けてする業務連絡のことです。飛行機のドアには2つのモードが設定されていて、１つが普通に開くとき(通常時で地上にいるとき)、もう１つが開けたら脱出用のスライドが出てくるときです。離陸の直前、緊急時に備えて前者から後者へ設定を変更するわけです。

私たち一般客にとっては「これから出発するよ」という合図のようなものですね。修行僧の間でも同様の意味で、Twitterにて「せっとすらいどばあ」などと出発のあいさつとして使われていて、ちょっとした決まり文句になっています。

Twitterのタイムラインではよく見る言葉でしたが、実際に意識して聞くのは初めてだったかもしれません。「ほんとに言うんだ！」と、感動もひとしおでした。

ちなみにJALでは「ドアモードをアームド/オートマティックに変更してください」などと言っています。全然違いますね。

※また、ANAグループの一つで、ANAとのコードシェア便も多く設定されているスターフライヤー(SFJ)も「ドアモードをアームドに設定してください」を採用していました！(２０２１年夏現在)　ANAとSFJでマニュアルに違いがあるのは少し驚きでした。こちらも理由をご存知の方がいればぜひ教えて下さい。

出発の決まり文句「セットスライドバー」に感動！

アナウンスで「当機は」を省略する

ANAの機内アナウンスでは、「皆様、離陸いたします」「皆様、間もなく着陸態勢に入ります」のように、「当機は」という主語を意図的に省略していると思いました。最初はCAさんごとの特徴なのかなと思ったのですが、皆さんそのようにアナウンスされるので、会社としての決まりなのではないかと推測します。

細かいのですが、個人的にはかなりモヤっとするポイントですね。なんで主語を切り落としてしまうんでしょうかね？アナウンスは短いに越したことはないですし、上記の内容でも伝わらないことはないと思いますが、「皆様、離陸いたします」と言われてしまうと、何となくCAさんが単独で離陸するニュアンスを含んでいるように思えてしまうのです。そして、CAさんがひとり、ジェットスーツかなにかで空に射出される様を思い浮かべてニヤニヤしてしまうのです。不用意に言葉を省略すると意図しない形で伝わってしまう、という反面教師として活かしていこうと思っています。

主語を省略するアナウンスにちょっと違和感。

ニッチな話題ですが、共感していただける方がいましたら、TwitterのDMとかでこっそり教えて下さい。笑