ヨーロッパ旅行って、1回の旅行でいくつかの都市を巡る「周遊旅行」をすることも多いですよね。私も去年、パリとロンドンの2都市滞在旅行をしてきました。
その際、香港の航空会社「キャセイパシフィック航空」を利用したのですが、「キャセイがヨーロッパ周遊旅の最適解なのでは?」と再認識しました。今回はそう思う理由と、実際の予約の仕方について話していければと思います。よろしくお願いします。
もくじ
オープンジョーとは?
オープンジョーとは、行きと帰りの発着地が異なる航空券のことを指します。
ANAのサイトを参照すると、上記のようなパターンがあるようです。今回はパターン1のように、まずパリに飛び、そこからは自己手配でロンドンへ移動し、ロンドンから東京へ帰ってくるというイメージです。
周遊旅とオープンジョーの相性は抜群
複数の国や都市を効率よく回りたい周遊旅では、オープンジョーは最適な選択肢です。普通の往復の場合はいったん出発地に戻ってから復路をスタートさせなければならないのに対し、オープンジョーでは別の都市から復路を開始できるからですね。
例として私のパリ・ロンドンを挙げると、「東京⇔パリ」と往復で飛行機を取っていると、パリからロンドンへ行ったらパリに戻って帰りの飛行機に乗らなければなりませんが、「東京→パリ、ロンドン→東京」であればロンドンまでは片道移動でいいわけです。
浮いた時間と交通費でさらに観光をグレードアップできそうですよね。また、特にヨーロッパでは、ユーロスターなどの高速鉄道網が発達していますから、空路と陸路を組み合わせた周遊旅も非常に効率がいいです。
キャセイがおすすめな理由4つ
オープンジョーという予約方法自体は多くの航空会社が取り入れており、もちろんJALやANAでもできます。ここからは、そこであえてなんでキャセイなの?という理由について書いていきます。。
乗り継ぎ便を選ぶ際、私は以下の4要素を重視していて、その総合点が高いのがキャセイだから、というわけです。
【乗り継ぎ航空券の場合】:②日本からの便数、③就航都市数、④タイムロスの少なさ
①価格
これは誰もが気にすることだと思いますが、価格はもちろん許容範囲内の条件なら安ければ安いほどいいです。
実際に欧州への航空券を見ると、JALやANAの直行便よりも経由便のほうがかなり割安なケースがほとんどです。
②日本からの便数
ここからは経由便の中ではどんな条件がいいのか、という話です。
まずは日本からの便数。これはキャセイであれば日本⇔香港のように、羽田、成田、関空などから経由地となる空港へ1日何便出ているのか、という意味です。シンプルに、この数が多いほうが発着のスケジュールの柔軟性が高まりますし、乗り継ぎ時間を短縮できる便を選ぶこともできます。
基本的には日本から近いハブ空港であるほど本数が多く、中国、韓国、台湾、香港などの航空会社が利便性が高いといえます。
③最終目的地へのネットワーク(就航都市数の多さ)
オープンジョーを作るには、経由地から2つの目的地それぞれへ便が出ていることが最低条件となります。ロンドンやパリのような主要都市であればたいていのキャリアが路線を持っていますが、あまりメジャーではない都市を組み入れたい場合はネットワークの広さがものを言います。キャセイは日系が持たない路線もいくつか持っており、オプションが広がることも魅力の一つです(日系になくキャセイにある路線はブリュッセル、アムステルダム、バルセロナなど)。中国、韓国のキャリアも就航都市数は比較的多めです。
また、ヨーロッパへ多くの路線を持っている航空会社としては中東のエアライン各社やターキッシュエアラインズなども候補に挙がりますが、これらは日本からの便が少ないため(②が弱いため)、乗り継ぎがうまくいかないことが多いです。
④タイムロスの少なさ
最後にタイムロスについて。これは、目的地に向かって直線に近いルートを描けているか、とも言い換えられます。例えば、日本からヨーロッパへ行く際にシンガポール航空を使う場合は、いったんかなり南下する必要があり、乗り継ぎがうまくいったとしてもかなりタイムロスがあります。そういう意味でも、欧州への乗り継ぎ地点は東アジアが無難と言えます。
キャセイはバランスがいい
上記を総合的に加味すると、キャセイのバランスの良さお分かりいただけたかと思います。経由便なので、日系の直行便よりはタイムロスがあるのものの、それ以外の要素ではすべて優っているといえます。
また、なんとなく東京起点で話を進めていますが、それ以外(特に関西)の場合はそもそも一度東京に行く必要があると考えると、もはや経由便のほうがすべてにおいてメリットなのでは?と思ってしまうほどです。
対抗馬としては韓国勢(大韓航空、アシアナ)、中国勢(中国国際、中国東方)などが挙げられますが、日本人としてはワンワールド/スターアライアンスのほうが利便性が高いと思っていることや、中国乗り継ぎは一定の政治的リスク(ビザがいきなり必要になるなど)があることから、ここではキャセイを推したいと思います。
実践編:キャセイでのオープンジョー予約方法
それでは、実際にキャセイでオープンジョーの予約をする方法をご紹介します。
まず申し上げたいのは、PCサイトからのアクセスが推奨ということです。端末やブラウザにもよるのかもしれませんが、私はスマホからだとエラーが出てしまってダメでした。(普通の往復だとスマホでも大丈夫なのですが、オープンジョーだとエラーしました)
まずは中央上にある「2都市以上」をクリックします。
それぞれ発着地、日付を入力したら検索をかけます。今回はせっかくなので、日系直行便がないベネルクスコンビで検索してみます。
検索結果がこちら、まずは、キャセイが自動で選んだ便の組み合わせが表示されます。
先ほどの画面で「別のフライトを表示」をクリックすると、別の候補便が表示されるので、ほかの組み合わせを選ぶことも可能。香港国際空港は免税店やラウンジ巡りも楽しいので、あえて長めの乗り継ぎ時間を選ぶのもありかもしれません。
そのあとは、普通の予約と同じで、席のクラスを選び、必要情報の記載などに進んでいく流れです。
最安のライトだと座席指定ができないのでご注意ください。(ワンワールドサファイア以上除く)
また、当然っちゃ当然ですが、往路到着地から復路出発地まで(今回でいえばアムステルダムからブリュッセルまで)の移動は各自での手配が必要ですので、特急券なり別途の航空券なりの手配はお忘れなきよう。
まとめ
というわけで今回は、ヨーロッパ周遊旅とキャセイの相性の良さを論じてきました。
実際にキャセイでヨーロッパへ行った際の搭乗記も置いておきますので、併せてぜひご覧ください。
それでは今回は以上。ありがとうございました!

