旅行記

神戸空港-関西空港間の連絡船"ベイ・シャトル"乗船記。陸路よりコスパ良し!

こんにちは!ホールディングです。

関西国際空港(関空)と神戸空港を結ぶ船があることをご存知ですか?

この度、実際に乗船してみましたので、レビューしてみます。関空から意外とアクセスの悪い神戸方面ですが、この高速船を使うことで快適に利用できるかも?というお話です。

陸路と海路の比較

ともに大阪湾に浮かぶ人工島の関空と神戸空港。湾をぐるっと回りこんだ反対側にあるので、双方を陸路で行き来するのは意外としんどいです。

Googleで検索したら、陸路だと特急を使っても約2時間。しかも上記は有料特急を使った最速ケースです。これを飛行機に乗るときの大荷物を伴っていたら、なかなかの重労働です。

これをうまく補ってくれるのがこの高速船ベイ・シャトルなわけですね。所要時間を見ていきます。

船だと最短距離をとることができますから、やはり速いです。船に乗っている時間はなんと30分。前後にターミナルまでのバス移動がありますから、実時間はもう少しかかりますが、それでも陸路より合理的なのは間違いありません。

高速船”ベイ・シャトル”の詳細

ベイ・シャトルについての詳細を見てみます。以下公式サイト。

神戸-関空ベイ・シャトル | 海上アクセス

ベイ・シャトルの料金

最初に料金。通常のチケットに加えて往復割引や神戸のポートライナーセット券などが発売されています。(以下、すべて2020年3月時点の情報です。)

例を挙げると、

片道運賃 \1,880
往復割引 \3,060
ポートライナーセット券 \1,880
日帰り往復 \2,510

のようになっています。小人(座席が必要な12歳以下)は基本的にこの半額です。

2時間かかる在来線が約\1,300円、もう少し早い特急や高速バスを選択すると\2,000を超えてきますから、コスト面でも十分戦えていると言えるでしょう。

 

チケットは関西空港、神戸空港、三ノ宮駅で購入することができます。

なお神戸空港ではポートライナーセット券は購入不可なことや、三ノ宮駅ではポートライナーセット券のみの発売でクレジットカード利用不可であることに注意が必要です。

ベイ・シャトルの運行時間

ベイ・シャトルは、神戸空港発が5時台、関空発が6時台から23時台までおおむね1時間に1本程度運行しています。

なお、神戸空港始発の5:30発、関空最終の神戸空港0:31着はポートライナーに接続しないので注意です。

神戸空港まで自家用車を利用している人のための便と考えた方がよさそうです。(これに合わせるように、神戸空港側の駐車場は乗船者であれば無料ということになっています。)

僕自身、羽田→関空の最終便に乗って0:31神戸着を考えたのですが、これにより断念ということになりました。JAL最終の22:10関西空港着とかに乗ったら神戸市内まで行けないですからね、注意してください。(かなり余談ですが、陸路であれば22:10着でも三ノ宮方面に行ける電車・バスがあります。時間的な守備範囲の広さでは、陸路の軍配が上がるということでしょう。)

乗り方・船内の様子・乗船記

それでは、実際に乗ってみた時の体験談のような形で乗り方等を書いていきたいと思います。今回は関空から神戸への片道の乗船です。

まずは関空のチケット売り場でチケットを購入します。チケット売り場は第1ターミナルであれば1Fの一番右、第2ターミナルであれば一番左にあります。片道切符、\1,880を購入です。個人的にはWAONが使えたのがポイント高かったです。

よく見ると、有効期限が1か月後でした。当日限りではないんですね。

定刻になったら、連絡バスでターミナルから桟橋まで移動します。このバスも料金に含まれているので、ここでは支払いは必要ありません。

バスはこんな感じ。下車後に撮ったので回送になってますが、乗る前はちゃんと表示されてました。(僕自身が反射で写ってたので加工してます。)

下りたらすぐに桟橋です。

係りの人にチケットをちぎってもらい乗船です。

中は2-4-2列の配列になっています。全席自由席で早い者勝ちと思われます。混んでいるときは早めにバスから降りたいところ。定員は全部で110名です。キャリーケース等を置くスペースやトイレも完備されています。

ご覧のように、乗客のスペースはすべて窓でおおわれており、屋内(?)です。雨風が入ってくるようなことはありませんので安心して乗客できますね。

出発してからは30分で着きますので、特段時間を持て余すこともないでしょう。天候にもよりますが、このときは大きく揺れるということもあまりなかったです。

右窓側からは大阪湾の大阪方面、左窓側からは神戸方面や淡路島方面が見渡せます。天気が良ければ。この日は晴れてはいたのですが全体的に霞みがかっており、視界良好とは言えませんでした。ですが、肉眼では明石海峡大橋などが見えましたよ。

また、写真からも分かるように、あまり窓がきれいではありません。。。そこは割り切って乗船する必要があります。晴れた日であれば日中は町の景色、夜は夜景がしっかり見れるんじゃないかなと思います。

さて、下船後は桟橋から神戸空港へと向かいました。徒歩でも5~6分で行けますが、無料の連絡バスも出ていますので便利です。

バスに乗ったらすぐに神戸空港に到着しました。

その後はリムジンバスに乗って市内へ向かいましたが、本題とはずれるので割愛です。

まとめ

というわけで、神戸-関空間の高速船「ベイ・シャトル」について書いてきました。

片道2千円以下で30分、景色もいいとあればかなりコスパもいいと思います。神戸空港は現在JALの運行がないですし、関空経由で船で上陸ってのもオツなのではないでしょうか?笑

 

それでは今回は以上。

ありがとうございました!

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