旅行記

【2025年から】パスポートのオンライン申請をやってみた。やり方、必要なもの、受取方法など解説!

こんにちは!ホールディングです。

先日、パスポートの更新をすることになりました。2025年3月から全国で始まったオンラインでのパスポート申請に挑戦してみましたので、今回はそのレポートを書いていきたいと思います。

オンラインでの申請のやり方、必要なもの、パスポートができるまでの期間、受け取り方法などについてまとめていきます。それでは行ってみましょう!

※以下、全て2025年5月現在の情報です。

パスポートのオンライン申請

パスポートのオンライン申請は、マイナポータルから行います(https://img.myna.go.jp/manual/03-10/0225.html)。申請に必要なものは、マイナポータル対応のスマートフォンとマイナンバーカード(*1)、および更新前のパスポート(新規取得の場合は不要)です。窓口申請の際に必要だった戸籍謄本や顔写真(*2)が不要になっており、だいぶ楽になりました。また、マイナポータルは24時間受け付けてくれるので、申請時に役所やパスポートセンターへ営業時間内に行く必要もなくなりました。

申請時に必要なもの:

スマートフォン、マイナンバーカード、更新前のパスポート

*1 手続きの中で、マイナンバーカードの暗証番号2パターンを要求される点にはご注意ください。1つ目の数字4桁は覚えている方も多いかと思いますが、2つ目の英数6-12桁の署名用パスワードはあやふやな方も多いかと思います。

*2 顔写真はマイナポータル上でデータをアップロードします。スマホで撮影したデータもアップできるため、この場合は準備不要ですが、写真館などで撮った写真がよい場合は事前に撮影し、データを取得しておく必要があります。

以前は申請書に直接書き込んでいた自署名も、ここでは写真でのアップロードとなります。まずご自身で白紙の紙に署名を書き、画面の指示に従って枠内に収まるように撮影したら完了です。これまでは署名が気に入らないと申請書全て書き直しでしたが、今の方式だと署名だけ何回も書き直せるので気楽ですね。

申請〜受け取り

次に、申請完了から受け取りまでの流れを見ていきます。

作成期間

まずパスポート作成の期間について。2025年3月24日から、偽造防止のセキュリティがより高まった新たなパスポートの作成が始まりました。このパスポートは国立印刷局のみでの集中作成となるため、申請から交付までおよそ2週間かかるとされています。

それで、今回実際にどれくらいの期間がかかったかと言いますと、3/31に申請し、パスポート完成は4/16でした(詳細は後述)。2週間を若干過ぎて17日間ですね。2025年5月現在、申請が多くやや時間を要するようです。皆様もどうぞ余裕を持って申請してください。

審査・支払い

申請が終わると、まず申請内容の審査が始まります。

内容に不備がなければ、申請から数日後にマイナポータルから審査完了の通知が入ります。

ここで初めて交付手数料の支払いとなります。

オンライン申請では、クレジットカードでの支払いができるようになっています。マイナポータルの通知に記載のリンクから遷移し、ネット通販等と同様の要領で決済を行えばOKです(念のためリンク一部をマスクしています)。

窓口だと現金のみなのでこれもかなり嬉しいポイントです。一方で、クレジットカード支払いの場合は領収書が出ないとの事ですので、そこには注意。経費等で計上する場合、カードの利用明細などで代替する必要がありますね。

作成状況の確認

ここから先は、私が実際に手続きを行った東京都の例をご紹介します。自治体によっては手順や画面表示が異なる可能性もありますので、ご留意ください。

この作成状況の確認のステップは、全然やり方が掴めず、個人的にだいぶストレスな部分でした。

まず、完了通知はメールやマイナポータルなどでは送られて来ませんでした。
というのも、作成状況は都のパスポートセンターのサイトから確認する必要があったのです。前述のマイナポータルの審査完了通知をよく読めばそのように書いてあったのですが、確認を怠りました。また、注意ポイント2つ目は、パスポートが完成してもマイナポータルの表示は「処理中」から変化しないことです。

マイナポータルの「やること」画面。パスポートの作成が完了しても、この処理中の画面から変化しないので注意。

私は、ここの表示が変わらないこと、昨今の集中作成の開始と申請数の増加で印刷局が混みあっているという情報の2点から、想定より作成に時間がかかっていてまだできていないだけだろうと思い、予定日を過ぎても静観しておりました。

予定日から2週間ほど過ぎてさすがにしびれを切らし、マイナポータルをもう一度読んだところ、都のサイトの存在を知りました。(https://passport.metro.tokyo.lg.jp/)

都のサイトはこんな感じ。受け取り場所とマイナポータルにある申請受理番号を入力します。

このように、具体的な交付可能日が表示されます。遅れどころか、4/17予定に対して一日早い4/16から受け取り可能でした。

受け取り

というわけで、もう自分のパスポートが完成していることが分かりましたので、窓口に向かいます。最後に、パスポートセンターの窓口でパスポートを受け取る際の手続きをご紹介します。

事前に、マイナポータルから以下の受付票をダウンロードしておきます。2つのどちらでも構わないようです。

受付票のPDFの右上にQRコードが表示されるはずです。

なお、更新の場合は、既存のパスポートを持っていくことを忘れないようにしてください。

パスポートセンターでは、QRコードを読み取ってもらい、既存のパスポートの失効手続きを行い、新しいパスポートを受け取ります。数分で手続きが完了しました。カードで手数料交付済みならとても早いですよ。

左が新しいパスポート。そして世界の果てまで連れて行ってくれたこれまでのパスポートもお疲れさまでした。

まとめ

今回は、パスポートのオンライン申請のやり方についてご紹介しました。特に作成状況の確認が個人的に分かりにくかったので、皆さんのお役に立てば幸いです。

それでは今回は以上。ありがとうございました!

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