こんにちは!学生修行僧のホールディングです。
先日シアトル観光に行った際に、ボーイングの工場見学”Future of Flight”に参加してきましたので、今回はそのお話。信じられないほどデカい工場でした。
今回は予約の仕方や行き方、中の様子などをご紹介していきます。よろしくお願いします!
Future of Flightの基本情報
場所、行き方
Future of Flightは、ボーイングのエバレット工場の一部となっています。
シアトルのダウンタウンからは40キロ弱離れており、比較的アクセスしにくいところにあるのは注意が必要なポイントです。
バスで行く場合には途中のLynnwoodで乗り換えが必要。2本のバスで1時間半~2時間ほどかけて行くことになります。
また、2本目のバスは特に本数が少ないので(30分に1本程度)、時間には余裕をもって行くようにしましょう。
バス停を降りたら10分ほどひたすら坂道を上ります。結構急な坂なのでツラいですが頑張りましょう。道自体はずっとまっすぐなので分かりやすいです。
しばらくするとこの看板が現れます。
そこからまっすぐ行くとFuture of Flightのメインの建屋に着きますよ。
料金
工場見学のツアーに参加する際には参加料がかかります。料金は以下の通り。(2019年時点)
年齢 | 料金 |
---|---|
大人(16~64歳) | $25 |
子供(15歳以下) | $15 |
シニア(64歳~) | $23 |
なお、122㎝以下の子供はツアーに参加することができませんので、お子様連れの方は注意してください。
ちなみにグッズショップや併設の博物館に立ち寄るのは無料です。
予約
公式サイトには、”事前のネット予約を強く推奨します”という旨の記載があります。
なんでも、地元学校の社会科見学などで枠が埋まることも珍しくないようです。飛び込みで行ってみたら枠が埋まっていて参加できない、なんてことにならないように事前に予約しましょう。
公式サイトは英語のみなので面食らうかもしれませんが、難しいことはないのでここから予約しましょう。
ネット予約の仕方
まずは公式サイトにアクセス。
このような画面になるので、「BOEING TOUR」をクリックします。
つづいてこのような画面。「Buy Tickets」を押すと購入に移ることができます。
購入にあたっての注意事項の画面になります。
・見学中トータルで約500mほど歩いて移動する必要があること
・階段を上り下りする必要があること(車いすの方がグループ内にいる場合別行動になるので別途連絡が必要)
・見学は90分間であること
・122㎝以下の子供は参加できないこと(赤ちゃんを抱いての参加も不可)
などといった注意事項が書かれています。
目を通したら「I Agree(同意します)」にチェックを入れて「Continue」で先へ進みます。
次は日にちの選択です。お好みの日付を選択して次へ進みます。
30分、もしくは1時間おきにツアーが開催されていることが分かります。閑散期・繁忙期のどちらかによって開催間隔や時刻が異なりますので、サイトから各自の日程を確認されることをオススメします。
お好みの開始時刻を選択したら次へ進みます。なお、複数の日程で迷ったら開始が遅い方を選択するべきです。早く到着した場合、前のツアーに空きがあれば無料で振り替えてもらうことができるからです。
僕自身も2つの日程で迷って遅い方にしました。当日早起きできたので早く行ったら1つ早いツアーに振り替えてもらえました。逆に、特別な理由なく開始時刻に遅れた場合は、チケットは失効しますのでお気を付けください。
つぎはチケットの枚数の選択。写真は大人2人、子供1人の場合。
選択したらコンティニューで次へ。
確認画面になります。「Proceed to Checkout」を押すと予約が完了します。
次に支払いの画面になるので、カードの情報を入力して支払いをしてください。 支払いが終わったら手続きは終了です。
あとは当日、受付で名前を告げると紙のチケットを交付してくれますよ。
工場見学の様子
工場内にはカメラやスマートフォンなどの電子機器やリュックなどの大きな荷物の持ち込みが禁止されています。
施設内にあるロッカー(写真右)に荷物を収納してから参加しましょう。ダイヤルロック式になっていて、無料で利用できます。
中の様子
電子機器持ち込み禁止なので当然中の写真はありません。
受付のある施設の建物から工場を撮ったものです。奥に見えるのが工場。バスに乗ってこの工場へ向かいます。地上5階建て相当のめちゃくちゃ広い建屋です。
この日の見学メニューは
①B747の製造工程の見学
②B777,B787の製造工程の見学
という感じでした。
また製造工程の見学ということで、
・コックピット部分だけの機体
・胴体だけで翼のない機体
・翼はあるがエンジンがついてない機体
なんかがあり見ててとても楽しかったです。
そのほか、ガイドさんのお話も楽しかったです。(ガイドは英語で行われます。)
このときはボーイングの旅客機が7で始まる理由なんかをお話ししてくれました。「797の次は何になるんだろうね?7107かな?みんなもカッコいい名前かんがえてみてね!」みたいな感じで盛り上がってました。笑
楽しい時間はすぐに過ぎるもので、すぐに90分が経ちツアーは終了となりました。
Future of Flightの施設内の様子
受付のある施設には、ツアー以外にも多少見て回るところがありましたので、そちらを紹介します。
入ってすぐ、正面が受付になっています。チケットの購入や引き換えもこちらで行うことができます。
受付の左手にはグッズショップがあります。キーホルダーや文具、その他日用品等、こちら限定のものが多数なので、何か買っていってもいいですね。
その奥がツアーの入り口になっています。奥にいるスタッフにチケットを手渡して入る仕組みです。
受付に向かって右手にはサンドウィッチなどの軽食がいただけるカフェがあります。わりといいお値段だったので、できれば行かない方がいいかな。。。
受付の右側を奥に行くとちょっとした展示スペースがあります。B747のめちゃくちゃデカい尾翼、
787ドリームライナーの胴体などが展示してあります。スケールの大きさに驚きました。
階段・エレベーターで上階に上ると、展望台があります。
多数の飛行機が駐機してました。
奥にはジャンボジェット747をさらに改造してデカくしたというをDream Lifterが停まってました。この飛行機は飛行機のパーツを運ぶ飛行機。例えばB787の胴体の一部や翼などを世界各地から運んでいます。
飛行機の胴体をまるごと呑み込むだけあってめちゃくちゃでかい飛行機でした。
また、工場の脇には滑走路があります。
というよりは、ボーイングの工場が空港に隣接しているという言い方が適切でしょう。
Paine Field(ペインフィールド)という小さな空港です。ボーイングの工場でできた製品が各国に飛び立っていくのはもちろん、アメリカの国内線用空港として一般利用もされています。
アラスカ航空とユナイテッド航空が乗り入れ、ロサンゼルスやラスベガス等の比較的近距離の路線が展開されています。
このときは、上の写真の通り、中国南方航空のトリプルセブンがランディングする様子を見ることができました。修理か点検かなんかでしょうか。
ボーイング関連の飛行機が来たと思えば普通のアメリカ国内線が行ったりと、目まぐるしい空港でした。
終わりに
ボーイングの工場見学「Future of Flight」に関して書いてきました。
飛行機の製造工程なんてめったに見られない光景なので、航空ファンなら興奮すること間違いなしだと思いました!
1つ問題点を挙げるなら「時間」でしょうか。シアトル市内からバスで行く場合は往復で3時間半ほど。現地でも工場見学90分を含め2時間半ほどは滞在するでしょうから、計6時間ほどは見ておかなければなりません。
僕自身も朝8時にシアトルダウンタウンを出て戻ってきたのが14時頃だったので、半日以上は取られるということを覚悟していく必要があります。あるいは、Uberなどで時短するか、ですね。
とはいえとても貴重な経験ができますので、シアトルに行く際はぜひぜひ行ってみてほしい施設です。
今回は以上。ありがとうございました!
[…] ボーイング社工場見学「Future of Flight」について。事前予約の仕方、行き方… […]
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