マレーシア

マレーシア航空搭乗記・KL→成田編。MH70・KUL-NRT エコノミークラス

先日、マレーシア航空を利用してクアラルンプールへ。今回は、その時の帰りの旅行記という形で、クアラルンプール国際空港から成田に着くまでのことを書いていこうと思います。マレーシア航空のエコノミークラスってどんなかな、と思っている皆さんにも雰囲気が伝わればと思います。

それではよろしくお願いします!(当記事の情報は2025年12月時点のものです。また、筆者はJALサファイアを保有しております。)

往路編(成田→KL)はこちら。

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クアラルンプール国際空港

空港着~出発まで

まずはクアラルンプール国際空港から出発です。KL中心部からはKLIAエクスプレスという電車での移動が鉄板ですが、今回は滞在先が少しKLから離れていた関係で、空港まではGrabで移動しました。

預け荷物がありましたので、空港に着いたらチェックインカウンターへ向かいます。ワンワールドサファイアやビジネスクラスなどはD列のカウンターが割り当てられているようでした。

こちらがD列の様子。一番手前がファースト・エメラルド、中ほどがビジネス・サファイア、そして奥のほうが国内線のビジネス・サファイアとなっていました。

今回土曜日の朝の便の利用だったからか、優先カウンターとはいえかなり並びました。(10~20分くらい待ちました)

そしてチェックインの際にしれっと1時間遅延での出発予定であることを告げられました。さすがマレーシア航空。

ただし、エコノミーのほうはというとその比じゃないくらい並んでいました。カウンターの前の列では収まらず、ターミナル入り口の待ち合わせスペースみたいなところまで人があふれていました、、、これに並ばずに済んだと思うと、やはりサファイアの威力は抜群です。

さて、荷物をドロップした後は出国審査となります。チェックインカウンターがある階から一つ下のフロアになっており、エスカレーターで降りて進みます。

入国時と同じく、日本を含む指定国のパスポート保持者は自動ゲートで審査を受けられるようになっています。成田や羽田での日本人の出国と同じようなイメージで、とてもスムーズでした。

さて、ここからがクアラルンプール国際空港のちょっと特殊な運用となっています。

なんと、荷物検査が2段階に分かれているのです。

1回目は、出国審査通過後です。

こんな感じで並ぶのですが、ここでは検査されるのは荷物だけ。乗客の金属探知ゲートはありません。

後述の2回目@搭乗ゲートで、荷物+乗客の検査がもう一度あります。

東京を含む中~長距離国際線は、サテライトターミナルからの出発となります(出発ゲートにCがつくものがサテライトです)。

本館からサテライトまでは、エアロトレインと呼ばれるターミナル間連絡電車に乗って移動します。ゲート番号の表示に従って進んでいけばたどり着きますので迷う心配なしです。

サテライトターミナルに着いた後は、マレーシア航空のゴールデンラウンジでくつろぎました。

持っててよかったJGC。

搭乗時刻が近づいてきてゲートに向かうと、前述の通り2回目のセキュリティチェックとなります。ここでは普段のイメージ通りの保安検査が行われ、荷物も乗客もチェックされます。また、ここで液体の検査も行われ、飲料を含む100ml以上の液体はここで没収となりますので注意です。ここはシンガポールのチャンギ空港などと同じ運用ですね。

荷物検査が終わると、パスポートと搭乗券の確認が行われました。この確認が終わると、中待合室に入ることができます。なお、この時の確認が最終チェックであり、この先は搭乗券の確認はされませんでした。

この後優先搭乗から始まることになるのですが、その際に搭乗券のチェックがなかったので、「お前絶対違うだろ」って人たちも結構優先搭乗のタイミングで紛れ込んでいました。保安検査も搭乗券チェックも全体的にうまくいってないな~って感じでした、、

搭乗時の様子

というわけで、クアラルンプール発成田行きのMH70便に搭乗です。約7時間のフライト。

MH70(エコノミー) KUL 9:30 → NRT 17:30

※実際には1時間遅延しているので、出発・到着とも上記プラス1時間です。

今回乗るA330の機体です。

往路と違い、機体はだいぶ年季が入ったA330。行きの成田-KLが新型だったため、悪い意味で非常にギャップを感じました。充電は低速のType-Aのみでした。というわけで定刻1時間遅れで出発。

離陸から2時間弱後の12:45(KL時間)に機内食となりました。

私はエコノミーでは前から5列目に座っていたのですが、なんとチキンorビーフのチキンがもうないとのこと。どうやら後ろから順に配ってたみたいですね。こっちはサファイアの特典で前方座席を指定してるのに、なんという仕打ちなんだ、、、という気持ちでした。私は甘んじてビーフでいいと言いましたが、ひとつ前のマダムはブチ切れてました。ごもっともです。普通にマレーシア航空か他社かを選べる状況なら今後は他社を選ぶでしょうね。お得意様客をなめすぎだと思います。

これがビーフ。マッシュポテトとの付け合わせでした。味は可もなく不可もなく。

食事の途中にアイスも配られました。これはピノみたいな感じでおいしかったです。

そして、機内食の後はしばし消灯だったのですが、少し後に間食が配られました。こちらは写真を撮っていないのですが、カレーのパフ(パイ生地にカレー風味のポテトが入ったやつ)でした。

出発が遅延したので、到着は頑張って少し巻いてくれるかなと期待しましたが、到着もきっちり1時間遅れでした。成田空港へのアプローチが北からだったので、それなりに時間がかかりました。

また、到着のスポットがサテライト側の端っこだったので、入国審査まで10分弱くらい歩きました。これは航空会社の落ち度ではないですが、機内でのサービスと相まってなかなか効きました。

それと、成田で荷物を受け取った後の税関もめちゃくちゃ混んでました。QRコードを読み取るための機械に並んでいる列です。紙のほうが早く済むんじゃないかというレベルに混んでいたので、早く機械が増設されることを望みます。

おわり

最後のほうは愚痴っぽくなってしまいましたが、今回は以上です。もともとマレーシア航空は周りの評判も決していいわけではなかったので、こんなもんかと思うようにします。(むしろ何も非の打ちどころがなかった往路が例外的だったということで。)

そんな当記事の情報がお役に立てば幸いです。

ありがとうございました!

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