こんにちは!ホールディングです。
この度、ANAのビジネスクラスを利用してパースへ渡航する機会がありました。今回はその際の旅行記という形で、搭乗レビューを書いていこうと思います。よろしくお願いします!

ANAパース線について
執筆時の2025年10月現在、ANAのパース線の概要は以下の通りです。
・週3便運航
・日本からパースへの唯一の直行便
・時刻表…NRT:10:55→PER:20:00
カンタス航空でさえパース線を持っていないのはちょっと意外ですね。(ワンワールドは香港やシンガポールで乗り継いで向かうのが主流なようです。)
搭乗・席の様子
それでは、機内の様子からお伝えしていきます。タイトルの通り、今回の機材はボーイング787-900です。パース線はビジネス・プレミアムエコノミー・エコノミーのラインナップで、ファーストクラスの設定はありません。

席の様子。ビジネスクラスは1-2-1列の配置になっていて、全ての席から通路にアクセスできるようになっています。
枕と敷布団・ブランケットが置いてあるほか、
アメニティバッグが置いてありました。これは持ち帰ることができるバッグで、中には歯ブラシ・エコバッグ・アイマスク・耳栓・リップ・ボディローションが入っていました。

ヘッドホンはSONYのノイズキャンセリングヘッドホンで、ビジネスクラス用のものらしいです。

座席前方の様子。下がちょっとしたものが入るスペースで、離着陸時も使用可能。私はPCが入ったリュックをいれておきました。離着陸時は座席上にしまわないといけない場合もあるので、このスペースがあると助かります。
その上に足を突っ込むスペース。座席をリクライニングしていくと、この部分と座席が繋がって、フルフラットになります。リクライニングしなくても足先は置いておけるので、離着陸時もそれなりに使えました。

座席横の様子。マルチプラグ型のコンセントと、USBタイプAの充電に対応していました。

離陸前にウェルカムドリンクとしてシャンパンorオレンジジュースが配られました。オレンジジュースをチョイス。
というわけで、ほぼ定刻で離陸となりました。

窓からの様子。成田の34Lから北向きに離陸した後、Uターンするように旋回して再び成田空港上空を南下していくときの様子です。エンジンよりも前に座ることはそう多くないので、この画角が個人的になんか新鮮でした。
昼食
離陸後、シートベルトサインが消えると間もなく昼食となりました。この便のメインディッシュにあたります。

メニュー表が配られました。ちなみに、クラスに関係なく、ANAは機内食のメニュー表をネット上で公開しているので、事前に確認することができますよ。
昼食はコース形式。前菜の前のアミューズまでは全員共通で、前菜から先が和食・洋食を選べるという形でした。

まずはアミューズ。ハム・チーズ、胡麻とピスタチオのスティック。炭酸水を合わせました。
ここから先が和食洋食で別れるのですが、今回は洋食をチョイス。

前菜はこんな感じ。トリュフ、チキン、エビ。全部難しい味がしました。笑 こういう凝った料理を味わうには若すぎる、と思って久しいですが、いつか分かる日が来るのでしょうか?

メインはステーキとヒラメが選べました。当然(?)肉をチョイスです。柔らかくて美味しかったです。

デザートもありました。栗のスイーツを選びましたが、フルーツ、チーズとハムという選択肢もありました。
朝食が終わると消灯(?)になりました。昼行便でもメインのサービスタイムが終わると明かりを落としますよね。暗闇の中でちょっと気が引ける感じではあるものの、この間もちょっとした食べ物とか飲み物なんかはオーダーできます。

せっかくなのでこの時間にハーゲンダッツをいただきました。特に味は指定しなかった(というか、聞かれなかった)ですが、バニラがサーブされました。
安定の美味しさだったものの、とにかく暗い!という感想が先に来てしまいました。笑
雰囲気が雰囲気だけに、寝た方がいいのでは?と思ってしまいがちですが、時差のない昼便のため、寝すぎは禁物。少しだけ昼寝をしたあとは、この記事の下書きをするなどして起きて時間をつぶしていました。
夕食
着陸の2時間半前くらいに夕食となりました。
こちらは和食・洋食のそれぞれワンプレートになったものが基本のチョイスですが、それ以外にも軽食として用意されているものを選んでもいいようです。(この時の軽食は味噌ラーメン、豚の丼ぶり、サンドイッチなどがありました。軽食といっても割と重ため。)
今回は和食を選ぶことにしました。

鶏肉の胡麻和えと鮭の粕漬焼き。鮭が絶品でした〜。蛇足ですが、料理の質が違うことはもちろん、蓋を適当に置いておくスペースがあることもビジネスクラスの利点だと思います。エコノミーだとスペースのマネジメントに忙しいですよね。
軽いごはんというようなコンセプトらしく、夕食はデザートは無しでした。食後のコーヒだけいただきました。

夕食が終わる時間帯が、ようやくオーストラリア大陸の北端に差し掛かるタイミングでした。10月、冬から秋に移り行く大陸に、夕日が落ちていく頃でした。
ここからパースまでさらに1時間半。さすが大陸です。その後、定刻で着陸となりました。着陸は現地20時ですので、すっかり夜でした。
到着後は入国審査を抜けた後、Uberで市内へと向かいました。
まとめ
というわけで今回は、ANAのビジネスクラス搭乗記を書いてきました。
ANAは機内食もアメニティも全部サイトで公開してくれているので、着席してから考えることが少なくて快適だと思いました。皆さんも当記事と公式サイトで予習してから旅に出かけてみてください!
それでは今回は以上。ありがとうございました!