ラウンジ

【PP】ブラジリア空港(BSB)・国内線ラウンジ「Aeroportos VIP Club」・「VIP Express Club」のレビュー。

こんにちは!ホールディングです。

今回は、ブラジルの首都・ブラジリアの玄関口であるブラジリア空港の国内線ラウンジについてレビューしていきたいと思います。

ブラジリア空港とは

ブラジリア空港(正式名称:プレジデント・ジュセリノ・クビシェッキ国際空港、空港コード:BSB)は、その名の通り、ブラジリアにある国際空港です。ただし国際線は日本との直行便が飛んでいない空港ばかりで、乗り継ぎを加味しても日本の方が利用するシーンは少ないと思われます。

私が利用したのもサンパウロ行きの国内線でした。なお、国内線はLATAM、GOL、Azulの各航空会社が乗り入れています。

LATAMはかつてはワンワールドでしたが現在は脱退、他の2社もアライアンス未加盟のため、日本人にとっては各航空会社のラウンジも利用するシーンは多くなさそうです。

プライオリティパスラウンジが計3か所

そんな我々の強い味方がプライオリティパス(PP)です。ここブラジリア空港にも、PPで入れるラウンジが3か所あります。

ブラジリア空港のPPラウンジ

・Aeroportos VIP Club

・VIP Express Club Pier Sul

・VIP Express Club Pier Norte

ポルトガル語でSulが南、Norteが北ですので、下の2つは系列と考えていいでしょう。

なお、2024年8月の情報となりますので、最新の情報はPPのサイトからチェックするようにしてください。

今回はそのうちの2つ「Aeroportos VIP Club」と「VIP Express Club Pier Sul」へ実際に行ってきましたので、その様子をお伝えしようと思います。

①Aeroportos VIP Club

まずは「Aeroportos VIP Club」から見ていきます。

場所

このラウンジは、荷物検査を抜け、免税店街を抜けたまっすぐ先のエスカレーターを昇った先にあります。

このエスカレーターが目印です。

昇った先、左側がラウンジになっています。PPと搭乗券を提示して中に入っていきましょう。

ラウンジ内の様子

それでは中を見ていきます。

全景。落ち着いた色使いで雰囲気もいいです。

窓からは滑走路が見え、室内も明るいです。

ビジネスもできそうな一角もありました。なお、ここのコンセントはCタイプという2本丸い線が出ているタイプのものでした。日本の製品だと変換プラグが必要なのでご注意ください。

飲み物・食事

次に飲み物と食事を見ていきます。

まずは飲み物。水(炭酸あり・なし)、ペプシ、ガラナなどです。

後述する2番目のラウンジも含め、国内線のラウンジとしてはかなり食事が充実していました。こちらはチーズやハムなど。

各種パン。

クスクスやカレーなど。ブラジルのクスクスはコーンから作られているんですよね。コーン独特の風味がして、個人的には好みでした。

②VIP Express Club Pier Sul

続いて2ヵ所目、「VIP Express Club Pier Sul」を見てきましょう。

場所

場所は「ゲート41」を目印に進んでいけばまず間違いないです。

写真の通り、41番ゲートのすぐ奥の2階部分にラウンジが見えます。左奥のエスカレーターを使って2階に行くと、裏手が受付になっています。こちらもPPと搭乗券を提示して中に入っていきましょう。

ラウンジ内の様子

中の様子はこんな感じ。

こちらのラウンジは搭乗口のコンコースのすぐ上に吹き抜けで作られているため、先ほどのラウンジにもまして開放感・明るさがあります。この時間帯(正午ごろ)は全然人もいなくて、すごく快適でした。

ゲートのフロアから見えていた部分も座席になっています。なんだか巣の中にでもいるような雰囲気ですね。

ここも同じくコンセントはCタイプでした。

飲み物・食事

まず飲み物。

飲み物は図ったかのように1つ目のラウンジと同じラインナップでした。実は運営元が同じのでしょうか?

食事も似ているように思いますが、先ほどのラウンジよりは規模が控えめだと感じました。

料理は同じですが、ハムやチーズがラインナップされていないですね。

3つのラウンジの比較

まとめとして、3つのラウンジの使い分けについて私見を述べたいと思います。(※「VIP Express Club Pier Norte」には行っておりませんが、”Sul”と同様との想定で話します。)

まず、「Aeroportos VIP Club」は中央にあり、広くて食べ物も充実しているが、混みやすい。と言えると思います。続いて、「VIP Express Club Pier Norte/Sul」は、食べ物のラインナップは劣るものの、中央から少しはなれている分空いている。と言えます。

したがって、以下のような使い分けを提案します。

「Aeroportos VIP Club」:お腹を満たしたい場合

「VIP Express Club Pier Norte/Sul」:混雑を避けて休みたい場合

なお、Norte/Sulはゲートに近い方を選択するのが良いかと思います。(若い番号ならNorte、大きい番号ならSulです。)

さいごに

というわけで、今回はブラジリア空港国内線のPPラウンジについてまとめてきました。

いずれも国内線のPPラウンジとは思えない充実ぶりでした。

なかなか日本の方が多く行かれるところでなく、情報も多くないので、この記事が日本人利用者の方々のお役に立てば幸いです。

それでは今回は以上。ありがとうございました!

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