旅行記

【車なし日帰り】スペーシアX「コックピットラウンジ」とデジタル周遊パスで行く日光旅。

こんにちは!ホールディングです。

先日、東武鉄道の新型特急「スペーシアX」に乗って日光へ日帰り旅行に行ってきました。レンタカーを借りずに行ったので、どれくらい行きたいところに行けるか不安だったのですが、バスのフリーパスを活用することで日光東照宮や華厳の滝などのメジャーどころは無理なく観光できました。

今回は、実際の日帰り旅の実体験を、旅行記という形でご紹介します。

移動そのものが目的地。スペーシアX「コックピットラウンジ」の魅力

スペーシアXについて

スペーシアXは、2023年から新たに導入された東武鉄道の新型特急です。

計6両のうち3両がスタンダードシートという標準的な座席、そのほかがソファや個室など、ちょっとリッチな座席構成になっています。

スタンダードシートでも充分広く、電源も完備されているため、環境として申し分なく、移動そのものを楽しめます。

コックピットラウンジについて。下り・日光方面行きの1号車がおすすめ!

そのうえで、日光への旅をさらに特別なものにするためにおすすめなのが、1号車の「コックピットラウンジ」です。

今回実際に乗ってみましたので、ご紹介します。

座席は4人掛けと2人掛けが各3組、そして最前列の特等席。コンセントも完備されているので、観光前の充電もバッチリです。

ホテルのラウンジのような上質な空間が、都心の喧騒を忘れさせてくれます。

なお、スペーシアXは、上りと下りで進行方向が変わります。下りの日光方面行きは1号車が先頭、上りの浅草行きは6号車が先頭となっています。

つまり、コックピットラウンジを選ぶ場合、日光行きの下り列車だと、運転席とその前方の景色がよく見えて開放感が抜群なわけです。

座席からの見え方はこんな感じ。首都圏のビル群から徐々に北関東の自然に移り変っていく景色を堪能することができますよ。

せっかくなので、車両前方まで移動してパシャリ。大パノラマです。

また、日光行きの特急列車ということで、内装も日光らしく、照明が陽明門をモチーフにしたデザインになっておりました。

細部までこだわりをもって作られていることがうかがえますね。

車内のカフェも利用可能!

コックピットラウンジの隠れた特典として、車内に設置されているカフェ「GOEN CAFE SPACIA X」を確実に利用できることが挙げられます。(一般車両はモバイルオーダーから利用券を取得する必要あり)

また、私が乗車したときは、春日部駅を過ぎるまでは1号車の乗客専用となっていました。一般車両の乗客が来る前にゆっくりとクラフトビールやコーヒーを注文することができます。

こちらがカフェの様子。コックピットラウンジがある1号車の後方に設置されています。

せっかくなのでコールドブリューコーヒーをオーダーしてみました。目的地まで、広くゆったりした座席で、コーヒー片手に優雅な時間を過ごすとができました。

日光では「中禅寺温泉バスフリーパス」を利用

今回車なしということで、日光駅に到着後の移動はバス。今回は、フリーパスの「中禅寺温泉バス フリーパス」を使ってみました。

「2日分」だけど日帰りでも元が取れる!

このパスは2日間有効で、価格は2,300円(執筆時)。ただ、東武日光駅から中禅寺温泉までのバス代が片道1250円なので、日帰りであっても、この区間を往復利用する時点で元を取れるということになります。

これに日光東照宮などへの移動を加えれば、日帰りでも確実に都度払いより安くなります。毎回の支払いを気にすることもなくなるので、一石二鳥かなと思いました。

(※ちなみに、フリーパスを選んだ理由として、「バスが現金のみだったら面倒だな」と思ったこともあったのですが、実際には日光の東武バスではSuicaなどのICカードに加えてクレジットカードも利用可能だったため、この懸念は杞憂に終わりました。)

チケットはオンラインで購入可能

このフリーパスは、スマホ専用サイト「日光MaaS」からオンラインで購入可能です(https://www.tobu-maas.jp/lp)。紙のチケットも用意されており、その場合は東武日光駅のツーリストカウンターというところで購入するようです。

QRコードで乗車可能。分配もできるし、まとめて乗車もできる

購入後は、降車時にスマホのチケット画面を運転手さんに見せるだけ。さらに便利なのがグループ利用時の対応です。それぞれに分配することも、まとめて提示することもできます。

分配する: 同行者にURLを送り、各自のスマホで提示してもらう(※要会員登録)。
まとめて提示: 代表者のスマホでQRコードをスキャン。運転手さんの精算画面に「大人2人」などと表示されるので、そのまま全員降車できます。

特に別行動などがなく、ずっと一緒に行動する場合にはまとめて提示する方が効率が良さそうだと思いました。

実際の日帰り日光観光ルート

それでは、当日の流れをざっくり振り返っていこうと思います。

浅草から「スペーシアX」で出発

朝7時半ごろのスペーシアXに乗って出発しました。コックピットラウンジでコーヒーを楽しみながら、リラックスした移動時間を過ごすことができました。

東武日光駅に到着後は、フリーパスを使用してバスで日光東照宮へ向かいました。東照宮と二荒山神社へお参りしました。

その後は、いったんバスで駅のほうまで戻り、早めのお昼に蕎麦をいただきました。

東武日光駅から中禅寺湖へ

再び東武日光駅から、今度は中禅寺温泉行きのバスに乗車。振り返れば、これが重要なポイントでした。

日光東照宮付近から中禅寺温泉行きのバスに乗ることも可能なのですが、始発の日光駅でかなりの人を積んできている状態であることが多いです。一度日光駅まで戻ってから、中禅寺温泉行きのバスに乗ったほうが座れる可能性が上がります。フリーパスであれば、戻っても手出しは増えないですしね。

中禅寺温泉に着いた後は、華厳の滝と中禅寺湖を散策しました。華厳の滝は季節柄あまり水量が多くないとのことだったのですが、それでも迫力ありでした。

バスで山を下り、東武日光駅を散策。帰路へ

中禅寺温泉から下山するバスに乗り、東武日光駅へ。

せっかくなので、地元グルメをと思い、東武日光駅で湯葉の唐揚げとはちみつソフトを食べ歩き。思った以上に美味しかったです。

その後は帰路へ。帰りのスペーシアXは2駅先の下今市駅発でしたので、東武日光駅から在来線に乗り、下今市駅で乗り換えました。鬼怒川温泉方面へ行くスペーシアXもあるようで、こういう乗り換えになることもあるようです。

ちなみに帰りはスタンダードシートでした。行きが豪華すぎただけで、スタンダードシートでも充分快適に過ごすことができました。(ほぼ寝てたけど)

(参考)日光車なし旅のデメリットとして感じたこと

今回、日光バス旅のカバー範囲がそれなりにあることを実感した次第ではありますが、やはりそれと同時に車なしで行くことの限界を感じた旅でもありましたので、一応その点についても言及したいと思います。

まず全体として、東武日光駅⇔日光東照宮・輪王寺周辺⇔中禅寺湖・華厳の滝のバスはかなり本数が充実しており、この範囲であればほとんどストレスなく見て回れると思いました。

一方、日光にはそれ以外にもたくさんの見どころがあるのも事実です。戦場ヶ原、竜頭の滝、湯滝など、中禅寺湖よりも奥については便数の問題でなかなかアクセス難易度が高いですし、さらには裏見の滝、寂光の滝など、日光東照宮から距離的には離れていなくても、脇道を登っていく必要があるようなところは、バス+徒歩だと時間的にも体力的にも限界があると思いました。

また、食事についても車があった方が選択肢が広がります。ランチは蕎麦にしようと思っていたのですが、本当に行きたかったところは車が必要な距離にあったので断念せざるを得ませんでした。

まとめ

というわけで、スペーシアXとバスフリーパスを使った日光日帰り旅についてまとめてきました。

スペーシアXを使うことで移動自体が楽しみに変わり、旅全体の満足度が上がると思いました。

またバスフリーパスを使うことで、日光観光の主要エリアを効率よく抑えることができました。細部の調整は難しいものの、渋滞や駐車場の心配がいらないことは公共交通旅のメリットだと思います。

今回の記事が皆様のお役に立てば幸いです。

それでは今回は以上。ありがとうございました!

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