こんにちは!ホールディングです。
今回はロンドン・ヒースロー空港第3ターミナルにあるカンタス航空ラウンジを利用してきたので、そのレビューをしてきたいと思います。
ラウンジの概要
ロンドン・ヒースロー空港(LHR)は、ワンワールドの中心的存在たるブリティッシュエアウェイズの拠点空港となっており、ワンワールド加盟各社のハブ空港としても機能しています。中でもこの第3ターミナルは、多くのワンワールド加盟航空会社が乗り入れており、ワンワールドのビジネスラウンジが4つもあります!(コロナ前の成田第2ターミナルもワンワールド4社のラウンジがあったのですがね、、、遠い記憶です。)
・ブリティッシュエアウェイズラウンジ・ギャラリーズクラブ
・キャセイパシフィックラウンジ
・カンタスラウンジ
・アメリカン航空ラウンジ・アドミラルズクラブ
さて、その中で、今回ご紹介するカンタスラウンジは、その名の通りカンタス航空が運営するラウンジです。ワンワールド各社の上級会員や、ビジネスクラス以上の利用者が利用することができます。
ラウンジ基礎情報(場所、営業時間)
ラウンジの最新情報については、カンタス航空のサイトを見ていただければと思います。執筆時点での概要は以下の通りです。
場所:第3ターミナル
営業時間:6:00-21:00
ラウンジまでの道のり
次に、保安検査場からラウンジまでの道のりについてご紹介します。
こちらが第3ターミナルのフロアマップ。地図上一番左下が保安検査場で、マップの上の方一帯がラウンジのエリアとなっています。
ラウンジのエリアに近づくと、このような案内板もあったりします。カンタスラウンジは「B」にあたります。Gate11と同じ方向のようなので、迷った場合は空港の案内板を頼りにGate11を目指すといいでしょう。
表示に向かって進むと、「Lounge B」の表示が見えるはずです。カンタス航空とフィンエアーのロゴが掲載されています。これは、フィンエアーのラウンジもある、という意味ではなく、単にフィンエアーがカンタスラウンジを指定ラウンジとしている、ということを示す意味合いのようです。
先ほどの「Lounge B」のサインのすぐ横が、ラウンジの入り口になっています。
中の様子
それでは、中の様子を見ていきます。まずは、受付で搭乗券を見せて入場します。このカンタスラウンジはかなりユニークで、要約するとこんな感じ。
・フロアが2つに分かれており、役割が異なる
・1階部分:セミオーダー式の食事が楽しめるレストランのような空間
・2階部分:ビュッフェやバー、ソファ席などがある、一般的なラウンジ
特にオーダー式の食事というのは、ビジネスクラス向けのラウンジでは珍しいと思います。
1階→2階の階段のそばに、それぞれのフロア案内の説明がありました。だいたい、先の要約と同じ内容です。1点注意なのは、トイレが2階にしか設置されていないことですかね。1階には長居する想定ではないのかもしれませんが、上り下りするのは少し面倒かもしれません。
それでは、以降1階と2階に分けて紹介していこうと思います。
1階…オーダーでの食事!
すでにご紹介している通り、1階ではオーダー式の食事を楽しむことができます。

中央のバーカウンターはこんな感じ。

一枚目の写真の反対側を階段の途中から撮った図。奥に見切れていて、写真では見えにくいのですが、パン・フルーツ・ヨーグルトなどはビュッフェ(セルフ)形式となっています。

テーブル席はこんな感じ。きちんとナイフ&フォークが置かれているラウンジは初めて見たかもしれません。(ロンドン市内なら最低20£~かなという雰囲気。)

着席すると、ウエイターの方からメニュー表をいただけました。朝10時ごろの訪問だったので、ブランチメニューでした。サラダ、エッグベネディクト、ポーチドエッグなど、朝っぽいライトなメニューが多かったです。
ただ、大変申し訳ないのですが、このときすでにアメリカンのラウンジ→ブリティッシュのラウンジと回ってきた後で、あまりお腹の空き具合に余裕がなく、ここではオーダーせずに、2階で休むことにしました、、、スミマセン。
なお食事を取る際は、普通のレストランのようにウエイターさんに注文をし、サーブされるまで待っていればOK。配膳されてくるってすごいことですよね~。
2階…一般的なラウンジ+シャワー
というわけで、2階に移動することにしました。ちなみに、ラウンジには階段のほかにエレベーターもありますので、スーツケースなど持っていても容易に移動することができますよ。

こちらは後述するビュッフェエリアのすぐそばのシート。

その後方に、PC作業用と思われるカウンター席もありました。

こちらがビュッフェエリアの引きの図。

ビュッフェエリア。パン各種、フルーツとホットミール各種などがあります。ふたで見えていなくて恐縮ですが、ベーコン、スクランブルエッグ、ソーセージなどです。見た感じ、アメリカンやブリティッシュのラウンジと同じものでした。セントラルキッチン方式なのでしょうか。

ビュッフェエリアの反対側にバーカウンターがあります。

バーに置かれていたメニュー表。主にアルコールのメニューですね。スパークリングワインを筆頭に、色々と置いてあるようです。
メニューには書いていないものの、奥にコーヒーマシンが見えるように、コーヒーやソフトドリンクも取り扱っています。

カンタスの本拠地、オーストラリアといえばバリスタの国、ということで、コーヒー(ラテ)をオーダーしてみました。カンタス航空のカンガルーのロゴが個人的に結構好きです。
ちなみに、コンセントはイギリス式のBFタイプと呼ばれる3本のプラグと、USBのタイプAに対応しています。UK式は日本のプラグは挿し込めないので、USBがあると助かります。
シャワー・クローク
カンタスラウンジにはシャワーがあります。(といっても、存在を確認しただけで利用してはいないのですが。笑)

バーを映したこの写真の右上に、シャワーの表示が見えるでしょうか。バーの後方、トイレと同じ場所にシャワーが設置されています。他のブログの情報によると、受付等はなく、空いていれば入ってよいというスタイルのようでした。(もしシャワールーム付近にスタッフの方がいらっしゃる場合には、念のため使っていいか聞くのがベターかと思います。)
まとめ
というわけで今回は、ロンドン・ヒースロー空港第3ターミナルのカンタスラウンジについてまとめてきました。なんといっても特徴はレストランのようなオーダー式の食事で、4つあるワンワールドラウンジの中でも最も印象的なラウンジといってもよいかと思います。
一方で、お馴染みのルードルバーがあるキャセイのラウンジや、本拠地にふさわしい、平均点の高いブリティッシュのラウンジもオススメですので、あわせてチェックしてみてくださいね。
それでは今回は以上。ありがとうございました!